「ハリポタ」の仕掛け人が語る
USJと新幹線の意外な共通点

ユー・エス・ジェイ 森岡 毅さん


菅谷淳夫 (すがや・あつお)  フリーライター

フリーライター。1965年生まれ。人物インタビュー、美術、旅、鉄道、評伝など幅広い分野の記事を執筆。

【開業50周年記念】 My Memories of the 東海道新幹線

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映画の世界を体験できるテーマパークとして、2001年に大阪市に開業した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」。一時期業績が低迷したものの、ここ3年は来場者数が増えつづけ、「奇跡のV字回復」と話題になった。

 今年7月には、総工費450億円をかけた新アトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープン。映画『ハリー・ポッター』シリーズの風景を再現したエリアは、まさに魔法の国に迷いこんだようで、ファンならずとも楽しめる。今年度の来場者数は開業年度の1102万人を上回る勢いだ。

今年7月にオープンしたアトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の象徴・ホグワーツ城と森岡さん(写真・さとうわたる)

 このアトラクションの仕掛け人であり、大躍進の立役者が、運営会社ユー・エス・ジェイのチーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員の森岡毅さんである。USJがさらに発展するためには、いかにすべきか。日夜、方策を講じている森岡さんにとっては、新幹線の車内もまた「仕事の場」だという。

 「新幹線に乗ると、まとまった時間がとれるのが、ありがたいですね。ほとんど揺れないし、電源が確保できる席もある。自分の部屋にいるかのように快適に過ごせるので、仕事がはかどるんです」

 車内での作業は、文章を書いたり、情報を解析したりするだけではない。重要な会談に臨む時には、話す内容を推敲し、話し方の練習までする。

 「そんなときは、ブツブツとつぶやいてます。他の乗客から不審人物と思われないように、部下には隣に座ってもらってます(笑)」

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「【開業50周年記念】 My Memories of the 東海道新幹線」

著者

菅谷淳夫(すがや・あつお)

フリーライター

フリーライター。1965年生まれ。人物インタビュー、美術、旅、鉄道、評伝など幅広い分野の記事を執筆。

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