「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2015年7月24日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 「こっちのドラム缶にも、井戸水を入れようぜ!」

 「よっしゃ!」

 4・5人の秋津小学校の男の子たちが声をかけあいながら、校庭の井戸から水を汲み出し、バケツリレーでドラム缶に入れはじめました。

秋津小学校の校庭の手づくり井戸の水をドラム缶に汲み入れて、裸になりお風呂を楽しむ秋津っ子たちとおじさん(実は筆者)

 よく晴れたある年の夏休みの週末。

 この日のまだ陽の高い夕方、お父さんたちや何人かのお母さんは、冷た~い「アレ」を酌み交わし、暑い日中の作業後の慰労の打ち上げをしていました。

 そこに子どもたちがやってきて、大人たちを横目で見ながらドラム缶に井戸水を入れはじめたのです。

 「おじちゃん、きょうもドラム缶のお風呂をやるんでしょ?」

 男の子が気のいいお父さんにすりよりながら声をかけました。

 なぜかというと、火を起こしてほしいから。

 気のいいお父さんは、汗をかいたTシャツを脱いで上半身裸になり、満面に笑みを浮かべてドラム缶の下に火を起こしはじめました。

 「この光景は先週末と同じだな!」と、私は妙にうれしくなって眺めていました。

考え抜いた案

 しかし、「同じではない」ことがしばらくすると判明しました。

 ドラム缶風呂の水がまだぬるいのにもかかわらず、早くも2年生のAくんがパンツを脱ぎだし、フルチン!になって入りはじめたのです!

 すると、ほかの子もつぎつぎにパンツを脱いで、いくつものカワイイフルチン!が飛びだしました。

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