家電口論

2015年9月29日

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多賀一晃 (たが・かずあき)

家電評論家

スマート家電グランプリ審査員。主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。また米・食味鑑定士の資格を有する。水、米、パン、珈琲、お茶の味に厳しい。

 HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)の前提にもなりますが、現在家電は、ネット接続、スマホで操作できることなどが、重要視されるようになってきました。IFAでも、リモコンの代わりに、スマホを使うデモが幾つか行われていました。しかし、日本と違う意味合いを持っているようです。

最近発表された、パナソニックのスマ@ホーム システム。 セキュリティに特化するため、独立システムになっているが、HEMS等はいろいろ兼用できるはず

スマホアプリで、コーヒーを自分好みに

 2014年にフィリップス傘下のサエコが導入、今年はデロンギなど、一般的になってきた機能です。カプチーノも作ることができる、自動エスプレッソマシン。量の調整、温度、時間など、細かい調整を行い、自分の好みのコーヒーを淹れることができます。

左)IFA 2014 サエコのエスプレッソマシン。iPadでコントロールしているが、コンパネは別。 右)IFA 2015 デロンギのエスプレッソマシン。コンパネにスマホと同一画面が入っている。

 写真を見ながらなので用語を知らなくても迷いませんし、タッチパネルのありがたさ、スライダーでのセットが可能ですので、全体を見ながらの、微妙な調整が可能です。コーヒー好きには堪らない機能です。確かな腕も持った自動機が、自在に言うことをきくのですから。オーディオの楽しみが音を自分好みに追い込んで行くことにあるように、コーヒーの楽しみの1つは、味を自分好みに追い込んで行くことにあります。趣味のコーヒーの間口が拡げられたと言えます。

スマホの画面が、洗濯機のコントロールパネルに

 ハイアールの縦型ツイン洗濯機 DUOは、IFAでもINOVATION賞を獲得しています。名機か、どうかは置いておくとして、革新的であることは確かだと思います。その中の、コントロールパネルが評価されています。カラーでやや大きめのディスプレイは、洗濯の手順が一目で分かる日本製とは異なりますが、使いやすそうです。カラーなので視認性もイイですし、タッチパネルも採用されています。勘のイイ人ならお分かりですね。そう、スマホ画面がそのまま映し出されているのです。

左)スマホと本体が共通のソフトでコントロールされる旨を書いたパネル。 右)その技術が採用された、ハイアール”DUO”。日本メーカーとは違う発想に立つ。

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