コンピュータと人、どちらにお金預ける?
実はこの質問、愚問です


渡邊竜士 (わたなべ りゅうし)  トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 執行役員

トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 執行役員。1972年東京生まれ、米国育ち。 慶應義塾大学 総合政策学部卒業、野村證券株式会社入社。国内外の機関投資家向け営業を経て、マネージング・ディレクター就任。セールストレーディングやヘッジファンド向けビジネスの責任者に。香港でアジア戦略に携わった後、2014年1月退社。2014年6月トムソン・ロイター入社。

金融万事 塞翁が馬

»最新記事一覧へ

チェス、将棋、そして囲碁の世界で人工知能(AI)対ヒトの対戦が注目を浴びるようになってしばらく経つが、投資業界でのコンピュータの活用も広まっている。事前に取り決めた条件で自動的に売買を行うアルゴ取引と言われるものから、市場やインターネット上の膨大なデータ(ビッグデータ)を瞬時に処理し、将来を予測する自動取引システムまで、ピンキリだ。

iStock

 その中で、日本でも始まりつつある「ロボ・アドバイザー」という金融サービスについてご存じだろうか? スリーピース・スーツの金融マンやサスペンダーを付けたトレーダーでなくとも、年金や超低金利による不安を抱える大人であれば今後誰でも知っておくべきサービスだ。

何歳ですか? 現在の年収は? 
貯金はいくらありますか?

 他にも、毎月の支出、引退する年齢、家族構成、金融商品の知識レベル、リスク・リターン趣向(どれくらいの損失を覚悟し、それに応ずるどれくらいの運用収益を期待するか)等。真剣に悩んだとしても、10~15分程度の質問事項にWeb上で答えると、世界中の選択肢から貴方に最適な株や債券による運用をしてくれる、それがロボ・アドバイザーだ。

1
nextpage
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
「金融万事 塞翁が馬」

著者

渡邊竜士(わたなべ りゅうし)

トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 執行役員

トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 執行役員。1972年東京生まれ、米国育ち。 慶應義塾大学 総合政策学部卒業、野村證券株式会社入社。国内外の機関投資家向け営業を経て、マネージング・ディレクター就任。セールストレーディングやヘッジファンド向けビジネスの責任者に。香港でアジア戦略に携わった後、2014年1月退社。2014年6月トムソン・ロイター入社。

WEDGE Infinity S
ウェッジからのご案内

Wedge、ひととき、書籍のご案内はこちらからどうぞ。

  • WEDGE
  • ひととき
  • ウェッジの書籍