定年バックパッカー海外放浪記

2016年11月27日

»著者プロフィール
閉じる

高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

[秋のマルタ、シシリーを巡るキャンプ旅]
(2015.9.29-10.26 28日間 総費用22万円〈航空券含む〉)

秋の西地中海への憧憬

 地中海は本連載の最初のシリーズ「地中海遥かなり(全13回)」の冒頭にて述べたように定年後に始めたバックパッカー人生の原点である。最初のシリーズでは東地中海、すなわちエーゲ海、イオニア海、南イタリアを歩いた。

マルタ・エアーでローマから二時間、憧れのマルタ島に到着

 「地中海遥かなり」第1回はこちらから

 今度は西地中海のマルタ、シシリー、サルジニア、コルシカ、コートダジュール、マジョルカ、コスタ・デル・ソルをじっくりと歩いてみたい。前回の東地中海は春から初夏にかけてのシーズンであったので秋の地中海を堪能したい。しかし季節的に秋はオフシーズンとなるのでホテルやゲストハウスなどほとんどの宿泊施設は閉鎖されている。オフシーズンでも営業しているのは一部の中高級ホテルだけで季節的に宿泊費は高く設定されている。

 宿泊場所を探して歩き回るのはハイシーズンでもしんどいがオフシーズンでは公共交通も便が少なく倍以上の時間がかかる。旅のスタイル・方法をシミュレーションしてみたが、じっくりと自由に西地中海を巡るには軽量テントとスリーシーズン対応寝袋を持参して適宜野営するのがベストと判断した。私のザックは米軍ご用達のアウトドア用品老舗のざっざ社のキャリアー付きザックであるのでテントと寝袋などを入れて数キロくらい歩くのは何の苦労もない。

バレッタの聖ヨハネ騎士団の要塞からの絶景

 9月30日 ローマのレオナルド・ダ・ビンチ空港から2時間余りでマルタの首都バレッタの上空に到達。空から見下ろす海岸は要塞で覆われており街はベージュ色の石灰岩造りの建築物が密集している。空港から路線バスを乗り継いで午後3時頃マルタの首都バレッタの中心であるリパブリック通りに到着。

蜂蜜色の砂岩、マルタストーンの石造りの建物がひしめくバレッタ市街

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る