Wedge2023年9月号特集(きしむ日本の建設業)
道路や橋、高層ビルに新築戸建て……。誰もが日々、当たり前のように使うインフラや建築物にも、それらをつくり、支える人たちがいる。世は「働き方改革」全盛の時代─。その大波は建設業界にも押し寄せる。だが、目先の労働時間削減だけでなく、直視すべきは深刻な人手不足や高齢化、上がらぬ賃金などの課題だろう。立ち止まって考えたい。
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2024/01/17 野川隆輝
能登半島地震では、降雪や寒さにより被災地の復旧・復興や被災者の生活を厳しくする。実はこうした街中の積雪への対応は建設業者が担っている。
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2023/09/17 大城慶吾,野川隆輝
時間外労働の上限規制への対応(2024年問題)、深刻な高齢化、なり手の不足……。持続可能な建設業にするには何が必要なのか。日本建設業連合会の宮本洋一会長に聞いた。
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2023/09/10 野川隆輝
今年6月2日、愛知県豊橋市には朝から大雨(浸水害)警報と洪水警報が発令されていた。家屋の浸水や自動車の水没など、甚大な被害をもたらした台風2号の襲来は記憶に新しい。市内全域に避難指示が出され、行政は住民に身の安全確保を呼びかける。そんな中…
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2023/09/03 堀川晃菜
2029年度には、国内にある橋梁の約半数がインフラの耐用年数といわれる〝50歳〟を超える。人材も予算も限られる中、「地元のインフラは地元で守る」をモットーにした高専の挑戦に迫る。
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2023/09/01 紅林章央
隅田川に架かる橋の形は実に多彩で、「橋の博物館」とも呼ばれる。このような川は世界でも稀だ。関東大震災から100年を迎える今、復興に込められた当時の土木技術者たちの想いに迫る。
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2023/08/24 大城慶吾,野川隆輝
建設業界の魅力を高めるには、これまでの業界慣行の抜本的見直しが不可避だ。どのような点がポイントになるのか。土木学会会長も務めた森地茂氏に聞いた。
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2023/08/23 大城慶吾,野川隆輝
将来のインフラの経年劣化が避けられない中、構造物のメンテナンスの重要性が増している。どのような人材や技術が求められるか、橋梁工学が専門の三木千壽氏に聞いた。
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2023/08/21 Wedge編集部(友森敏雄、野口千里)
集まらない求人、賃金不払残業……。現場ではさまざまな問題が生じている。日々、それらの危機を肌で感じる立場の3人の〝声〟から見えてくるものとは─。
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2023/08/19 野川隆輝,友森敏雄
2024年4月、遂に建設業にも時間外労働の上限規制が適用される。だが、それだけでは到底解決しない課題がある。まずは業界内の反応を探ろう。
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