なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか 

日中韓 熾烈なイメージ戦

桒原 響子
電子版あり
なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか 
電子版あり
なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか 
日中韓 熾烈なイメージ戦
桒原 響子

領土問題でも歴史認識を巡る問題でも、日本の「正しい」主張はなぜ伝わらないのか? 日本が採るべき戦略とは…。

定価:1,760円(税込み)
四六判並製 200ページ
発売日:2020年 3月20日
ISBN:978-4-86310-221-7
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尖閣諸島や竹島などを巡る領土問題、慰安婦や徴用工などに関する歴史認識にまつわる問題を巡り、中国や韓国は米国を中心とした国際社会で「反日宣伝」を繰り広げている。

日本は「正しい姿」を発信することで対抗すべく、自国のイメージアップを懸けた戦いが世界で繰り広げられている。

従来の外交である「政府対政府」の形ではなく、政府が相手国の世論に直接働きかける「パブリック・ディプロマシー」の重要性が世界中で高まっている昨今、この中韓の「イメージ戦略」、すなわち「パブリック・ディプロマシー」は日本の立場を揺るがすような影響力を持ち始めている。

日本が採るべき戦略について、新進気鋭の若手研究者が考察する。

著者プロフィール
桒原 響子 (くわはら きょうこ)

1993年生まれ。2012年米国ウエストバージニア大学において国際政治学や通訳翻訳等を学び、2017年大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了。 笹川平和財団安全保障事業グループ研究員、外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室外務事務官を経て、2019年より日本国際問題研究所研究員、未来工学研究所研究員、京都大学レジリエンス実践ユニット特任助教。 専門は、国際公共政策、パブリック・ディプロマシー、ストラテジック・コミュニケーション、メディア研究等。 著書に、『アフター・シャープパワー:米中新冷戦の幕開け』(共著、東洋経済新報社、2019年)。

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