◎評論家・石平氏推薦! すべては2000年の「覇権」の歴史が知っている!
「なぜ、イギリスはEUを離脱するのか」
「なぜ、米中は貿易、宇宙、AI等で覇権を争うのか」
「なぜ、アメリカは世界の警察官をやめたのか」
「なぜ、大国はことごとく衰退する運命にあるのか」
「世界を正しく読み解くうえで欠かせない視座こそ「覇権」である。
有史以来「覇権」をめぐって争ってきた人類。
世界史は興亡、争奪、確執、戦争を繰り返した歴史でもあり、
世界史だけが覇権を握る条件を知っていると言えよう。
ローマ帝国、漢王朝、モンゴル帝国、大英帝国、アメリカ合衆国…。
歴史上、覇権国家と呼ばれた国は
「生存」「宗教」「植民地」「経済」といった目的にそって熾烈な争いを歴史に刻んできた。
本書は「覇権」という視座から2000年の歴史に立ち返り
今の世界で起きていることの根源を探る新視点の歴史教養本。
目次
序 章 なぜ、世界では覇権争いが絶えないのか
第1章 「経済」の不均衡で過熱する覇権争い
第2章 異端を排除する「イデオロギー」と覇権
第3章 熾烈な競争を繰り広げた「植民地獲得」
第4章 「宗教観」を世界に広める使命感
第5章 「文化・文明」を誇示するための覇権
第6章 「生存圏」を確保するための覇