覇権の歴史を見れば、世界がわかる

争奪と興亡の2000年史

島崎 晋
電子版あり
覇権の歴史を見れば、世界がわかる
電子版あり
覇権の歴史を見れば、世界がわかる
争奪と興亡の2000年史
島崎 晋

躍動の「中」VS.反撃の「米」VS.不穏な「韓中露」―――繰り返される「覇権」をめぐる争いの構図! 4000年の世界史が教えてくれる 激動の東アジア情勢で日本が進むべき道。

定価:1,760円(税込み)
四六判並製 272ページ
発売日:2020年 2月20日
ISBN:978-4-86310-223-1
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◎評論家・石平氏推薦! すべては2000年の「覇権」の歴史が知っている!

「なぜ、イギリスはEUを離脱するのか」

「なぜ、米中は貿易、宇宙、AI等で覇権を争うのか」

「なぜ、アメリカは世界の警察官をやめたのか」

「なぜ、大国はことごとく衰退する運命にあるのか」

「世界を正しく読み解くうえで欠かせない視座こそ「覇権」である。

有史以来「覇権」をめぐって争ってきた人類。

世界史は興亡、争奪、確執、戦争を繰り返した歴史でもあり、

世界史だけが覇権を握る条件を知っていると言えよう。

ローマ帝国、漢王朝、モンゴル帝国、大英帝国、アメリカ合衆国…。

歴史上、覇権国家と呼ばれた国は

「生存」「宗教」「植民地」「経済」といった目的にそって熾烈な争いを歴史に刻んできた。

本書は「覇権」という視座から2000年の歴史に立ち返り

今の世界で起きていることの根源を探る新視点の歴史教養本。

目次

序 章 なぜ、世界では覇権争いが絶えないのか

第1章 「経済」の不均衡で過熱する覇権争い

第2章 異端を排除する「イデオロギー」と覇権

第3章 熾烈な競争を繰り広げた「植民地獲得」

第4章 「宗教観」を世界に広める使命感

第5章 「文化・文明」を誇示するための覇権

第6章 「生存圏」を確保するための覇

 

 
 
 
 

 

著者プロフィール
島崎 晋 (しまざき すすむ)

1963年、東京都生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。 大学在学中に、立教大学と交流のある中華人民共和国山西大学(山西省太原市)への留学経験をもつ。卒業後は旅行代理店勤務ののち、歴史雑誌の編集に携わり、歴史作家として独立。 著書に『目からウロコの世界史』(PHP研究所)、『さかのぼるとよくわかる世界の宗教紛争』(廣済堂出版)、『一気に同時読み! 世界史までわかる日本史』(SB新書)などベストセラー多数。 古今東西の歴史・文化・地理・宗教に精通し、多方面にわたる著作の多い稀有な歴史作家として知られる。

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