孤高の人・西行、兼好の生き方と思想をたどり、現代を生き抜く知恵を探る
<好評4刷>(2012年4月)
平安末期と鎌倉末期、いずれも動乱の世を捨てて出家遁世した漂白の文人、西行と兼 好――。彼らはなぜ出家の道をえらんだのか。世をはかなんだ末の選択か、あるい は、動乱の世をしたたかに生き抜く老獪な知恵なのか。西行と兼好の生き方と思想を たどりつつ、現代を生き抜く知恵を探る。