京都古社に隠された歴史の謎

知られざる古代氏族と平安京前史(仮)

古川 順弘:著
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京都古社に隠された歴史の謎
京都古社に隠された歴史の謎
知られざる古代氏族と平安京前史(仮)
古川 順弘:著

知られざる「平安京以前の京都」に迫り、ディープな視点で京都の神社と歴史の深層を探るユニークな歴史本が登場!豊富な写真でわかりやすい!

定価:1,430円(税込み)
新書判 約240ページ
発売日:2024年 6月20日
ISBN:978-4-86310-283-5
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☆平安京以前の京都には何があった!?
 ディープな視点で京都の神社と歴史の深層を探る
 ユニークな歴史教養本が登場。

京都というと、遷都後の平安時代以降の仏教・寺院というイメージが強いかもしれない。だが、遷都前からの歴史の古い神社もじつは多く、これらは平安時代以降のイメージに隠されてきた。
意外にも、京都市周縁部には、平安京成立以前から祀られていた古社が多い。
また、2つの賀茂神社は京都の地主神ともいえる古社だが、伝承によれば、その祭神は大和(奈良県)から木津川・賀茂川に沿って漸次山城(京都)方面に移ってきたことになっており、面白いことにそのルート上には賀茂神を祀る古社が点在している。
さらに、京都は秦氏をはじめ渡来人が早くから進出していた地でもあり、それに関係した神社が多い。
本書では、これらの京都の古社に焦点をあて、その隠された魅力とともに、知られざる平安京以前の歴史的経緯を掘り下げ、豊富な写真とともに京都の深層に迫っていくもの。

<本書で取り上げる古社の例>
◎知られざる「京都」の原点…「宇治上神社と宇治神社」
◎古都の水を司る名社…「貴船神社」
◎賀茂神伝説の里…「岡田鴨神社」
◎賀茂信仰のゴール…「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」
◎秦氏王国の古社…「大酒神社と木嶋坐天照御魂神社」
◎京都の「月の里」…「葛野坐月読神社」
◎丹後の内宮・外宮…「皇大神社と豊受大神社」

 

<本書の目次>

第1章 京都の地主神をめぐる
 宇治上神社、貴船神社、石座神社 他

第2章 賀茂神の軌跡をたどる
 岡田鴨神社、久我神社、賀茂御祖神社 他

第3章 古都を育んだ渡来人の信仰
 松尾大社、大酒神社、八坂神社 他

第4章 神話・伝説の舞台を訪ねる
 葛野坐月読神社、籠神社、宇良神社 他


※内容は予告なく変更となる可能性がございます

著者プロフィール
古川 順弘 (ふるかわ のぶひろ)

1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。作家(宗教・歴史分野)・編集者。出版社勤務を経て、執筆・研究活動に入る。主な著書に『地図とあらすじで歩く「古事記」』(新人物往来社)、『物語と挿絵で楽しむ聖書』(ナツメ社)、『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『神社に秘められた日本史の謎』『仏像破壊の日本史』『古豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)、『秘められた神々』(エムディエヌコーポレーション)などがある。

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