☆令和5年、弘法大師空海生誕1250年、
真言宗開宗1200年!
故郷の讃岐、高野山とともに
ゆかりの古寺・霊場から足跡を辿る。
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令和5年は真言宗を開基した空海の誕生から1250年を迎える。
774年に香川県の豪族の家に生まれた空海は、
804年に遣唐使の一人として唐に渡るが、
この頃はまだ無名の一僧侶でしかなかった。
同時代の最澄が1年を使い様々な仏教の勉強をしたのに対し、
空海は2年ほどの歳月を使い唐で密教を集中して学び、
それを日本へ持ち帰り、発展させ、
真言密教を完成させたことで知られる。
本書は、周年を迎えることで注目高まる空海の人生を、
足跡としての古寺を通して見ていくもの。
故郷の讃岐や高野山にとどまらず、
留学先の中国、そして伝説として伝わる
全国のゆかりの古寺・霊場にもふれる。
※令和3年12月刊『最澄に秘められた古寺の謎』の姉妹版です
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◎本書の目次
第1章 空海の生涯Ⅰ――生誕から入唐まで
コラム1・密教修法のシステム
第2章 空海の生涯II――帰朝から高野山入定まで
コラム2・真言宗のその後
第3章 高野山を歩く
金剛峯寺/奥の院/壇上伽藍/慈尊院/丹生津比売神社 ほか
コラム3・高野聖
第4章 空海ゆかりの古寺
東寺/神護寺/乙訓寺/善通寺/四国霊場 ほか
コラム4・四国遍路の歴史