<好評2刷>(2021年11月)
「徳川家康」みたいになれなかった男がこんなにいた!
大河ドラマ「どうする家康」も面白くなる1冊。
人望、血統、派閥、讒言、不運、誤算… 組織に生きる現代人にも役立つ歴史の教訓。
武家の最高位「征夷大将軍」の座を逃した歴史人物に学ぶ大河ドラマ時代考証で有名な著者による異色の人物日本史。
【主な登場人物】
◎源頼朝に警戒され源氏第三勢力に甘んじた「武田信義」
◎梶原景時から将軍に推されたが釈明もせずに逐電した「武田有義」
◎四代将軍への野心を疑われるも拒んだ「鎌倉法印貞暁」
◎比企氏と運命をともにさせられた幻の鎌倉三代将軍「一幡」
◎打倒北条氏を目論む三浦氏の甘言に乗り実朝殺害した「公暁」
◎二度も将軍に擁されるも北条氏打倒を果たせず自害した「栄実」
◎頼家の血統を根絶やしにする北条氏の犠牲になった「禅暁」
◎北条時政が将軍に擁するも殺害された頼朝の猶子「平賀朝雅」
◎源氏の血統を主張して実朝後の将軍を狙って挙兵した「阿野時元」
◎将軍位を求めずとも強力な権力で執権として君臨した「北条義時」
◎後鳥羽上皇に突如、誅殺された摂津源氏の嫡流「源頼茂」
◎義時の継室・伊賀の方が将軍にしようとした娘婿「一条実雅」
◎反幕府の後鳥羽上皇が四代将軍にさせなかった親王「頼仁親王」
ほか室町時代、江戸時代の人物も登場