至る所でフィットネスの広告が目立ち、世はエクササイズブームです。
そこに、筋トレ系自己啓発書"筋トレが最強のソリューションである"のスマッシュヒットも手伝い、エクササイズに励むビジネスパーソン、そしてイクメンも多いと思います。
しかしながら、働き盛りだけに仕事に、パパ業に時間を取られ、思うようにいかないこともしばしば(筆者もその一人です)。
そんな中、近年タワマンが林立し、子育て世代の流入が続く、豊洲エリアに、最強筋トレパパ集団がいるとのことで、早速、取材に駆けつけました。
その名は、ダディパークトレーニング(以下、DPT)。父・公園で・鍛える。なんとも分かりやすい響きですが、その実態はいかに。
今回、取材に協力してくれるのは、元プロアメフトプレーヤー・現人材コンサルタントでDPTキャプテンの植木大輔さん(以降、大輔)と数社の外資系企業で国際人事畑を歴任・DPT副キャプテンの山本真一郎さん(以降、真一郎)のお二人。
メニューはきつくないと意味がない
田永(筆者):そもそもDPTとはどのような集団で何をしているのでしょうか?
大輔:Daddy Park Trainingの略でDPT。Daddy... それは強く、優しく、 太陽のように明るく家族を照らす、ちょっとワイルドなパパ。そんなDaddyを目指すトレーニングチームです。豊洲、勝どき、月島を拠点に、パパとプレパパが土日祝祭日の朝6:30~8:00に集まって、主に公園でトレーニングをしています。家族が起きて動き出す前、それがDaddyたちの時間!
ある日のメニューです。大きく分けると以下2つのコンテンツで、各ディティールは毎週ブラッシュアップされます。
◆Core & Run(Core10種目 2種目ごとに350m、450m、800mラン)
◆Curcuit(Battle Rope、WaterBug、KickBoxing
(⇒最強ダディーのトレーニングレシピは最終ページに)
田永:なるほど。早朝に起きて自分の時間を作るというのがポイントですね。これは運動に限らず、パパのあらゆる自己研鑽に通じると思います。そして、私も恐る恐る参加してみましたが、短時間ながら学生時代の部活以上の強度で、メニューに付いて行くことすら覚束なかったです。だってプランクなんて3分ですよ。強度のレベルがプロ向けで翌日と翌々日の筋肉痛は不可避。それをDPTのメンバーは強くなる自分へのご褒美と呼んでいました。DPTのルールでは、ツライなどネガティブワードはNGであると聞きました。DPTの起源・モチベーションはどこから来るのでしょうか。