社食に企業の想いあり

2014年2月6日

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小川たまか (おがわ・たまか)

ライター・プレスラボ取締役

1980年東京生まれ。編集プロダクション・プレスラボ取締役。ニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。経済誌やニュースサイトで企業取材、教育問題などを取材する一方、江戸文学も好き。Yahoo!個人でも執筆。Twitter:@ogawatam

 1月某日、「せーの、よいしょー! よいしょー!」と、威勢の良い掛け声が銀座の街に響く。銀座柳通りに面したビル下で突然始まった餅つき。通行人が目を丸くして足を止めるが、つきたての餅が並ぶテントにある「申し訳ございません。会社行事の一環で行っておりますので、一般の方に提供はできません」という張り紙を見て、少し残念そうに通り過ぎる。この餅つきは、ネットプロテクションズが行う「社食」の一環だ。

通行人も思わず立ち止まる、楽しそうな餅つきの様子

お土産用の餅も用意
「家族にも楽しんでもらえるように」

 ネットプロテクションズは2000年に創業。後払い決済サービスをメイン事業とし、コールセンター業務を行う派遣スタッフなどを含めると従業員数は114人。本社のある銀座のビルには「社員食堂」はないが、1年半ほど前からスタートしたのが月に1回、「1day社食」だ。

 この取り組みを始めたのは、「きちんとわくLab.(以下、わくラボ)」のメンバー5人。部署横断的なコミュニケーションを促し、社内の風土をより良くすることを目的としてスタートしたわくラボのメンバーは、皆自発的に手を挙げた社員たちだという。1day社食ではこれまで、10種類のデパ地下弁当や普段は食べる機会の少ないマクロビ食を用意するなど、毎回コンセプトをつくって社食メニューを用意してきた。

 「ただ食べるだけではなく、体験を共有してもらいたいという気持ちがあります」と話すのは、わくラボリーダーの岡田知拓さん。入社3年目の岡田さんは、普段は法人営業を担当している。

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