日本vs独仏 豪潜水艦受注競争


世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。

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豪紙The Australianのシェリダン外信部長が、日米豪を戦略的に結び付けるため、豪新潜水艦の建造は日本が受注することが望ましいと述べています。論説の要旨は以下の通りです。

修理中のHMASと呼ばれるオーストラリアの潜水艦(iStock)

中立装いつつ米国も願う日本の受注

 豪州の現在のコリンズ級潜水艦の後継艦の建造には、独仏の企業と日本政府(注:官民連合)の三者が争っている。

 米国は公式には入札で中立を保っているが、豪州が日本を選ぶことを強く願っている。日本が建造することになれば、日豪の防衛関係は強化され、米国はそれが地域の安全保障の安定要因になると考えている。

 日本は米国にとり独仏よりはるかに重要な同盟国で、豪州にとって日本は独仏よりはるかに重要である。

 日本の若宮防衛副大臣は、本紙との独占インタビューで、日本は「そうりゅう」のステルス技術を豪州と共有すると述べた。他方日本が建造することになれば、コリンズ級潜水艦が使っているAN/BYG-1という戦闘システムを日本がいずれ使う可能性がある。この戦闘システムは世界の最先端であり、米国は豪州以外の同盟国に与えていない。豪州はステルス技術を日本から得ることになるが、日本も世界最先端の戦闘システムを使えるようになれば、日米豪が米国の戦闘システムを使うことになる。

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