定年バックパッカー海外放浪記

2016年9月4日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

[フランス中西部Le Puyからスペインの聖地Santiagoを経てMuxiaまで]
(2015.4.22-7.16 86days 総費用37万円〈航空券含む〉)

日本人巡礼者シンゴ・ヤマシタ

路傍にあるヤマシタ氏の墓標、巡礼者が石の代わりに木切れを積んでいる

 6月2日 ロンセボーからズビリに向かう巡礼道の途上で墓標を見つけた。中世から巡礼途上で亡くなる人が多く巡礼道沿いに古い墓標がひっそりと立っているのをしばしば見かける。比較的に新しい墓標なので気になってプレートを見ると「2002年8月享年64歳で亡くなった日本人巡礼者(peregrino)シンゴ・ヤマシタを追悼する。巡礼の友、ネカメとホセ・マリ」とスペイン語で記されている。

 地元の人によると冬場は吹雪で遭難したり、夏場は熱波による脱水症や心臓麻痺が多いという。近年では特に夏季の午前中の突然死が増えているという。昨年もドイツ人の青年が心筋梗塞で亡くなったという。ヤマシタ氏も8月の猛暑の中で帰らぬ人となったのだろうか。ヤマシタ氏の無念を想って合掌。

いかにもドイツ的なドイツ系慈善宿@パンプローナ

 6月3日 ドイツの財団が運営する慈善宿に投宿。施設は清潔で整理整頓が行き届いている。チェックイン時に細かい規則や注意事項を項目ごとに復唱させられてドイツ人らしいと感嘆。

ロンセボーの村外れの聖地サンチアゴまで790キロの道標。出発地ル・ピュイから710キロ歩いた計算になる

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