ネット炎上のかけらを拾いに

2016年7月5日

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 公務員の不祥事はとかく叩かれる。ネット上でのバッシングは顕著であり、国家公務員という立場ならなおさらだ。しかし今回、半裸画像をTwitter上にアップした男性裁判官は、ネット上でおおむね好感を持って受け入れられている。その理由は?

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非常に明るい息子まで登場

 6月の最終週、ヤフーニュースに「裁判官Twitterに半裸画像投稿」というトピックが流れた。記事の内容は、東京高裁の男性裁判官(50)が、「Twitterに半裸の男性など不適切な画像や文章を投稿し、裁判官の品位を傷つけた」として口頭で厳重注意を受けたというものだった。記事には裁判官の実名も記されていた。

 いったいどんなツイートだったのか? 筆者はすぐにTwitterで検索したが、その際にまず行ったのは「裁判官 不適切画像」などの関連ワード検索だ。Twitterでこのニュースをつぶやいている人の中に、該当のアカウントを一緒に発信している人がいると思ったのだ。まさか、その裁判官が実名でつぶやきを行っているとはそのとき思わなかった。

 しかし、そのまさかだった。O裁判官は実名でツイートを行っており、厳重注意がニュースで報じられてもなお、アカウントを消してはいなかった。余裕しゃくしゃくな態度でつぶやきを楽しんでいらした。自身のブリーフ画像を堂々とアップしたりと、普通の公務員の尺度から外れる内容のツイートではあるが、やましさがない。その様子を見て筆者は短いニュースから受ける印象とのギャップに驚くとともに好感を抱いて、そっとフォローした。

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