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2017年3月27日

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9月に連邦議会選を控えたドイツで26日、南西部ザールラント州の議会選があり、アンゲラ・メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)が勝利した。連邦議会選を前に有権者の動きを予測する手がかりとして、同州議会選は注目されていた。

中道右派のCDUは得票率40.7%で、同29.6%に留まった中道左派の社会民主党(SPD)に大きく差をつけた。

2012年の前回選挙では、CDUの得票率は35.2%。SPDは30.6%だった。

一方で、メルケル氏の移民受け入れ政策を批判して支持を拡大してきた新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は、得票率6.2%で3議席を獲得した。

カトリック住民の多いザールラント州では、CDUが1998年以来、与党の立場にある。

メルケル氏は首相として4期を目指しているが、SPDは1月に就任したマルティン・シュルツ新党首(前欧州議会議長)のもとで支持を急速に伸ばしている。

住民100万人のザールラント州は現在、連邦政府と同様にCDUを第一党とするSPDとの連立が州政府を担っている。

3月24日の「ドイチュラント・トレンド」世論調査によると、CDUとSPDの支持率は全国的にはほぼ同率だが、次期首相にはシュルツ氏への期待が強いという結果が出た。

連邦議会選の前には、シュレスビヒ・ホルシュタインとノルトライン・ウェストファーレンの両州で州議会選が予定されている。

(英語記事 Merkel's party wins in Saarland bellwether vote for Germany

提供元:http://www.bbc.com/japanese/39402280

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