サイエンス思考―「知識」を「理解」に変える実践的方法論

和田 昭允
サイエンス思考―「知識」を「理解」に変える実践的方法論
サイエンス思考―「知識」を「理解」に変える実践的方法論
和田 昭允

東大理学部を牽引し、世界初の高速自動ゲノム解読機開発を推進してきた著者が語る、これからを生き抜くための思考論。

定価:1,540円(税込み)
B6判並製 224ページ
発売日:2015年 8月20日
ISBN:978-4-86310-150-0
リンクをコピーしました

すべての物の考え方の基本は、「サイエンス」にあります。そして、大小に限らず成功の道は、サイエンスの考え方を自分のものにすることです。と言っても、なかなかピンとこないのではないでしょうか。「サイエンス思考」とは、①よく観察し ②正確で十分な情報(データ)を取り出し ③自分の頭で考え、起こっていることの原因と結果をつなぐ理由を見つけて ④これだという答を出す。さらに ⑤将来を予想・予言し、未来を開拓する──その道を案内する強力なガイドのことです。
「サイエンス思考」は、物/事を考えるときの基本であり、決して理系の専売特許ではありません。専門的な科学技術の問題解決だけではなく、日常のどんな場面にも応用できる、誰もが生きていくために必要な考え方。長年学生たちに「サイエンス思考」の大切さを伝え続けてきた著者渾身の1冊です。

著者プロフィール
和田 昭允

東京大学名誉教授。1929年東京都生まれ。52年東京大学理学部卒業。71年同教授、89年同理学部長を経て、98年から理化学研究所ゲノム科学総合研究センター所長、お茶の水女子大学理事を歴任。現在、理化学研究所研究顧問、順正学園理事兼相談役、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校常任スーパーアドバイザー等を務める。著書に『物理学は越境する』(岩波書店)、『生命とは?物質か!』(オーム社)等がある

シェアする
リンクをコピーしました
ウェッジブックス 理工 サイエンス思考―「知識」を「理解」に変える実践的方法論

編集部おすすめ

書籍を探す
閉じる

全国の書店、またはネット書店よりご購入ください。

Amazon