こうして雑誌はつくられる

2013年2月20日

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本多カツヒロ (ほんだ・かつひろ)

ライター

1977年横浜生まれ。2009年よりフリーランスライターとして活動。政治、経済から社会問題まで幅広くカバーし、主に研究者や学者などのインタビュー記事を執筆。現在、日刊サイゾーなどに執筆中。ブログ:http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/pinga/

 『日経ビジネスアソシエ』は毎号「手帳」や「文具」「教養」といった特集テーマを組み、すぐにでも取り入れたい工夫が満載で、付録も楽しみな雑誌だ。世間のイメージで言うと20~30代の若手ビジネスパーソンが主な読者だと思われがちだが、日経ビジネスアソシエ編集長・坂巻正伸氏に話を聞くと読者層は広がっていると言う。

 「確かに若手のビジネスパーソンが読者としては多いですが、40代以上の読者の方もいらっしゃいます。というのも、ひと昔前ならば年齢を重ねるにつれ現場を離れていくというのが日本の会社では一般的でした。しかし今の時代、若手であっても入社後早い段階で幅広い仕事を経験する方がいる一方で、中堅と呼ばれる年齢でも現場で頼られる存在として活躍されている方もいらっしゃいます。ですから以前のように年齢で区切ることが難しくなっている面があります。年齢を問わず、現場の第一線でどれだけ成果を上げられるかを求められる人が多くなっているのではないでしょうか」

毎年同じ特集テーマを組む難しさ

 今回の特集は「文具術」。文具や手帳は毎年恒例の特集になっている。「去年も同じ時期に文具の特集でした。毎年10月には手帳特集を組んでいます。文具特集に関しては、新しい製品が出揃ってくる時期ということもありますが、新年度が近づき部署の異動など環境が変わる中で文具を見直す時期でもあります」

 毎年同じ特集テーマを多く組むことは、他の年との違いを出さなければならないため編集者として頭の悩ませどころ。「手帳や文具といった定番のテーマでは、どうやって前年の特集を超えていくかに力を注ぎます」

 「ただ、毎年新しい製品が出て、世間にはそれらを使って様々な工夫をしているビジネスパーソンがいる。共有されていない工夫はまだまだたくさんあるので、それを集め、整理して、分かりやすくお届けしようというのが我々のスタンスです。もちろん、毎年新たなテーマの特集にも積極的に取り組んでいます」

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