「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2014年2月13日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 齢(よわい)60歳を過ぎ、孫も4人いる私が、いまだに学校に関わっていることのきっかけは、28年前に秋津小学校のPTA役員になったことからなんです。

 で、普通の親は、PTAの役員になんかはまずなりたがりません。ましてお父さんたちは。

 なぜかというと、メリットを感じないどころか、本心では「PTAを抜けたい」と感じているからなんですね。ならば「やめればいいのに」と思うのだけれど、これまた不思議にPTAをやめる親もほとんどいないのが現実なんですね。

 つまり、おおかたの親にとってのPTAは、「しかたがないから会費を払っているけれど、本心ではやめたい団体」なんですよね。これって、常識的に考えて「怪しい団体(?)」ですよね!

売る人買う人秋津っ子の「秋津っ子バザー」は大盛況(毎年秋の秋津まつりで開催)

 ところが私は家庭学級部長や学年代表といった役員から、最終年には会長も含めて足かけ7年間もPTAの役員をやってしまいました。

 そう、「やってしまった」との言い方がふさわしい感じなんですが。

 なぜかというと、当時のPTAにはさまざまな問題や課題があり、それをひとつずつていねいにときほぐしていったら、会員の反応が良くなってきて、その改革のおもしろさにのめり込み、結果的に長く「やってしまった」との感覚があるからなんです。

 で、「あってよかった秋津小学校PTA」と思えるようになってきたと思います。

 ということで、今回は「開かれたPTA」とはなにか、「参加したくなるPTA」などの話をしたいと思います。

「子どもの健全育成」は大前提

 長女が小学校2年のとき、たまたまある事件(詳細は『学校を基地にお父さんのまちづくり』の本に書きました。)が縁になり、そのときはじめてPTAの規約なるものを読んだんです。

 いかがでしょうか、みなさんはPTA規約を読んだことがありますか。職業上加入する先生はともかく、保護者のほとんどは、役員候補にでもならない限り、まず規約は読まないと思うのです。

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