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2015年4月7日

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カツセマサヒコ (かつせ・まさひこ)

プレスラボ

1986年東京生まれ。既婚。2014年、4万人の印刷会社から5人の編集プロダクション・プレスラボに転職。総務部から編集/ライターへの業種変更をする。趣味はスマホの充電とSNS。Facebookの「いいね!」欲しさに奔走するミーハーライター。

 「オランジーナ」は“フランスの国民的炭酸飲料”という肩書きが話題を呼んだが、「レモンジーナ」はまさかの「土の味がする」という声が話題に。なかには実際に土を口に含んで、同商品との味を比較する人も現れた。

【土の味?】土を食べて「レモンジーナ」と味を比べてみた(gooいまトピ)
http://ima.goo.ne.jp/column/article/2957.html

 インターネットではこうした「変わった味がする飲食ネタ」も話題を呼びやすい。「どんな味がするのだろう」という疑問が好奇心に変わり、シェアしたくなるのがトレンドだ。ユーチューバーとして活躍するHIKAKINさんも、動画で「レモンジーナ」が土の味がするか検証しており、既に再生回数は40万回を超えた。(4月6日14:50時点)

レモンジーナは土の味がするのか飲んでみた(youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=YjEFcnnmMWk

 販売元であるサントリーがこういった話題の取り上げ方を狙っていたかはわからないが、いずれにせよネット上は同商品の発売が大きな話題となった。

溢れる店頭在庫
話題性よりも大切なこと

 しかし発売2日目の4月1日、サントリーは「レモンジーナ」の出荷数が年間目標値を超えたため、安定供給ができないことから販売を一時休止すると発表した。

 発売からわずか2日にして販売休止となったのは先述したハーゲンダッツと同ケースとなるが、前日にあれほど騒ぎになった商品が突然、販売休止となったことが発売日同様に大きな話題となった。あえて品薄にさせることで購買意欲を刺激する「品薄商法」ではないかという声も聞かれた。また、スーパーやコンビニなどの店頭に在庫が見られたことから、「販売休止」からイメージする売り場状況とのギャップが大きかったのか、疑問の声もあがった。「販売休止」が瞬く間に拡散するのも、店頭在庫の様子がすぐにSNSで拡がるのも、ネットならではだ。

 ニーズの多様化と商品の陳腐化が進むなかで、「話題性」以上の商品価値を提供するのは難しいが、メーカーにとって今回の「レモンジーナ」は、ある種のケーススタディになったのではないだろうか。

  
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