2015年6月17日、今回で2度目の開催となる水府学院「絆」プロジェクト~タグラグビー交流マッチが行われた。
(交流マッチの詳細は、『社会に開かれた少年院へ~「タグラグビー交流マッチ」実現までの道のり』に記しております。http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4739)
発案者 元日本代表 石塚武生氏
主催は茨城県ラグビーフットボール協会、共催は第1種少年院 水府学院、協力は水戸市内ロータリークラブの企業経営者たちである。
本年2月開催の同交流マッチに引き続き、今回参加した外部講師は、茨城県内はもとより、東京、神奈川、群馬などから企業経営者、会社員、行政書士、介護施設職員、市議会議員、テレビ局の解説委員、技術者、教育者、ライターなど総勢約40人が集まった。
また、ラグビーでは『ジャパンラグビートップリーグ』のNTTコミュニケーションズやリコーの茨城県出身の現役選手やOB、コーチが加わり外部講師陣の層に厚みを持たせた。
開催日が平日でなければ、趣旨に賛同した100人以上の参加希望者があったと責任者の小沼公道(現茨城県高萩市教育長)氏からお聞きしている。
現茨城県高萩市教育長の小沼公道氏
もちろんこれはオヤジたちの運動会ではない。また、単なるスポーツイベントでもない。小沼氏は「本気で少年たちを更生させようとする大人たちが参加する社会教育として行います」と外部講師を前に宣言している。