ケインズから学ぶ正統着こなし術

グローバルな服装基準とは(1)


たかぎ こういち (髙木 浩一)

タカギ&アソシエイツ代表。著述業、コンサルタント、スタイルアドバイザー。
一般社団法人ファッションエデュケーション協会理事。
1952年大阪生まれ。若くして服飾雑貨卸業を大阪で起業。98年、現フォリフォリジャパングループとの合弁会社取締役に就任して以来、アニヤ・ハインドマーチ(英国)、オロビアンコ(伊)、リモワ(独)、など海外のファッションブランドを日本市場に紹介、急成長をプロデュース。また、「東京ガールズコレクション」「デザイナーズ&エージェント」など国内外のファッションイベントにも参画。2008年共同創業した“Manhattan Portage”(米)代理店企業を9桁利益計上させ12年にセミリタイア。大好きなメンズファションに関し国内外で独自の視点から再検証しオリジナルメソッド「6ポインツ メソッド」を体系化する。13年10月永い業務経験を活かしタカギ&アソシエイツを起業。コンサルタント、執筆、専門学校講師、セミナー実施等で活躍中。日本のビジネスマンのグローバルなファションリテラシーの向上を目指す。著書に『オロビアンコの奇跡』(繊研新聞社)、共著に『超入門日・英・中 接客会話攻略ハンドブック ファッション販売編』(繊研新聞社)。
 

ビジネスパーソンのグローバルスーツ選び

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『服装に興味を持たないのは自殺に等しい』 バルザック

オノレ・ド・バルザック(1799〜1850)Wikipediaより

 フランス小説の大家、オノレ・ド・バルザックの言葉を借りると、読者のなかにも服装に余り興味が持てずに『自殺に等しい』方々が多くいらっしゃるかと存じます。

 これは、資産運用に例えると、インフレ進行期に、すべての資産を日本円の最低金利の普通預金に預けたままの状態です。絶対に資産は増えません。興味が無いからでは済まされません、正に『自殺に等しい』訳です。また、あなた自身のビジネスに関わるとなるとどうでしょうか。脅かすわけでは有りません。しかし、ご安心下さい。この連載はそんな無関心な皆様に明確な解決策を理論的に解りやすく提案します。

 百聞は一見にしかず。具体例を見ましょう。

 正しい服のサイズの選び方と服装の大切な三つのポイントから解説します。ファッション誌の解説に良くある定義の不明確な感性で語られてきた解説とは視点が全く違います。 

西欧では彼らの価値基準で判断される

 余談ですが、英国は現在でも、ご存知の様に階級社会です。かのジョン・メイナード・ケインズも卒業したイートン校に代表される。ザ・ナインと呼ばれるパブリックスクールが英国の私立学校のトップ10%を構成するエリート校の名称です。僕の友人が子息を名門パブリックスクール受験申込時に、なんと!英国のSIR(爵位)称号を持つ3名の推薦が必要でした。英国では階級が違えば応援するスポーツも話す言葉も違います。サッカーは労働者階級しか話題にしません。勿論、服装基準も当然違います。

 さて米国は階級社会ではないと言われています。しかし自宅の郵便番号や使用するクレジットカード等に解りやすい区別が有ります。これも残念ながら固定化されつつあります。服装も業種に依るとはいえ区別される基準のひとつです。資本主義は欧米から発達し現在に至っています。皆さんが日々着用なさっている背広も欧米で生まれ今日に続いています。好むと好まざるに依らず、現代のビジネスマンは海外の経営層との商談、交渉、交際は避けて通れません。

世界の正しい服装のルールを学ぶ

 欧米の彼らは、彼らの価値基準で判断します。前置きが長くなりましたが、この連載でお伝えしたい事は世界の正しい服装のルールです。ビジネススーツには必ず相手がいます。あなたの印象を伝えるのです。その選び方・着用の基本をお伝えします。グローバルなビジネスマンに不可欠な素養です。世界中で自信を持って業務でのプレゼンテ―ション・交渉。プライベートでのパーティにも臆せずに参加できます。

 また、わかりやすく経済論に例えると最新の経済論『行動経済学』『神経経済学』などは、パリやミラノのファッションショウの話題です。この連載には一切登場しません。

 この連載は経済論で言うと基本の基本『ケインズの経済学』です。つまり服選びの基本の基本です。興味の有無は関係有りません。年齢、性別、収入、学歴、性癖(冗談です)は一切関係無くご理解頂けます。且つ、ご自身で一番似合う服選びが可能になります。その上、必ず人生の楽しみ、幸せが増えます。是非、最後までお付き合いください。

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「ビジネスパーソンのグローバルスーツ選び」

著者

たかぎ こういち(髙木 浩一)

タカギ&アソシエイツ代表。著述業、コンサルタント、スタイルアドバイザー。
一般社団法人ファッションエデュケーション協会理事。
1952年大阪生まれ。若くして服飾雑貨卸業を大阪で起業。98年、現フォリフォリジャパングループとの合弁会社取締役に就任して以来、アニヤ・ハインドマーチ(英国)、オロビアンコ(伊)、リモワ(独)、など海外のファッションブランドを日本市場に紹介、急成長をプロデュース。また、「東京ガールズコレクション」「デザイナーズ&エージェント」など国内外のファッションイベントにも参画。2008年共同創業した“Manhattan Portage”(米)代理店企業を9桁利益計上させ12年にセミリタイア。大好きなメンズファションに関し国内外で独自の視点から再検証しオリジナルメソッド「6ポインツ メソッド」を体系化する。13年10月永い業務経験を活かしタカギ&アソシエイツを起業。コンサルタント、執筆、専門学校講師、セミナー実施等で活躍中。日本のビジネスマンのグローバルなファションリテラシーの向上を目指す。著書に『オロビアンコの奇跡』(繊研新聞社)、共著に『超入門日・英・中 接客会話攻略ハンドブック ファッション販売編』(繊研新聞社)。
 

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