仕事の失敗を実力に変えるメンタルトレーニング講座

2016年5月20日

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大儀見 浩介 (おおぎみ・こうすけ)

メンタルトレーニングコーチ

1979年、静岡県清水市生まれ。東海大学第一中学校サッカー部時代に全国優勝を経験。東海大学一高では主将として鈴木啓太選手とプレー。東海大学進学後、高妻容一研究室にて応用スポーツ心理学(メンタルトレーニング) を学ぶ。現在はスポーツ、ビジネス、教育、行政など、様々な分野でメンタルトレーニングを指導。年間250本の講演活動を行う。12年、メンタルトレーニングを広く伝えるため株式会社「メンタリスタ」を立ち上げ、代表取締役に就任。静岡県スポーツ振興推進審議会委員。帝京平成大学非常勤講師。

 0.1秒、1センチを競うプロスポーツ選手に対してメンタルトレーニングを行ってきた著者が、ビジネスマンなら誰しも経験する苦い失敗を実力に変える、モチベーションアップの方法を公開します。第1回は、ゼロポジションをプラスに変えるメンタルトレーニングついて解説します。

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心はトレーニングで強化できる

 皆様はじめまして。大儀見浩介と申します。この度ご縁を頂きまして、「WEDGE infinity」の読者の方々に「失敗を実力に変える」メンタルトレーニング講座を開催させていただくことになりました。

 私はメンタルトレーニング・コーチとして、日々スポーツ選手やビジネスパーソンの皆さんに、科学的根拠が実証されたメンタルトレーニングのお手伝いをしています。また教員として、大学、専門学校、中学校でもスポーツ心理学の授業を担当しています。

 専門分野は、スポーツ・メンタルトレーニングといい、簡単にいえばスポーツ選手の「心のトレーニング」です。筋力トレーニングや技術的なトレーニングと同じように、心は誰でもトレーニングによって強くしていくことができます。血液型や生まれた場所、兄弟構成などはまったく関係ありません。

メンタルトレーニングは旧ソビエトで開発された

 はじめて「メンタルトレーニング」という言葉に触れた方も少なくないでしょう。講習会で、「メンタルトレーニングという言葉をはじめて聞いたという方は?」と伺うと全体の70~80%程度の人の手が挙がります。まだまだ認知は薄く、あまり知られていない分野です。

 では、次のような文献はいかがでしょうか……。「孫子の兵法」「五輪の書」、そして星飛勇馬でお馴染の「巨人の星」。誰でも一度は聞いたり読んだりしたことがあるのではないでしょうか?このように多くの人に支持されたものには、人間本来の「心」について随所で解説されています。心の持ちよう、強化、表現方法など、スポーツだけではなくビジネスや日常生活でも応用可能な、人間的成長のためのエッセンスが数多く登場します。

 メンタルトレーニングとは、このようなエッセンスを科学的かつ統計的に裏付けしたトレーニングなのです。

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