大澤亮のキャリアアップ術 ~ 40歳で後悔しないためのキャリア選び~

2016年8月4日

 前回、『キャリアアップのために、最も目指しては「いけない」資格は英語だ!』というタイトルで記事を書きましたが、今回は必要なスキルについての話です。キャリアの相談に乗る中で、特に、20代、30代前半の方に多い相談が、「これからはどんなスキルを習得すれば良いですか?」との質問です。

 これからは、英語と、財務と、ITのスキルが重要だ、という話もよく聞きますが、そんなに単純な話でもありません。また、書店では、「問題解決」や「ロジカルシンキング」といった本が沢山並べられていますが、こうしたわかりやすいスキルを獲得すればキャリアがどうにかなる、と考えるのも間違いです。実はこうした「わかりやすいスキル」よりも、「わかりにくいスキル」が重要になってきています。

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米国公認会計士と簿記二級

 少し、例を挙げましょう。以下は、某税理士事務所兼コンサルティング会社での勤務を希望したAさん、Bさん、2人の採用面接での一例です。

 Aさん(40歳前後、女性)は、CPA(米国公認会計士)を保有、英語はビジネスレベルに近く(TOEICも満点近い)、年齢は40歳前後。

 Bさん(40歳前後、女性)は、簿記2級、税理士事務所でのコンサルティング経験、営業経験もあり。

 実は二人とも、正社員でもなく、派遣でもない、業務委託という形でのプロとしての働き方を希望していました。また、学歴も2人とも有名大学4大卒で同程度でした。

 ※弊社では、個人の転職のみならず、こうした新しい働き方にチャレンジする個人のキャリアもサポートしていることから、この2人に関しても個人側、企業側からの双方から状況詳細をフォローしていました。

 さて、どちらが採用されたでしょう?

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