ネット炎上のかけらを拾いに

2016年9月2日

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  「ゴルスタってゴルバチョフ・スターリンの略なんじゃないの?」。そんなことがささやかれた8月後半。中高生限定SNSアプリ「ゴルスタ」が、その厳しすぎる運営方針から炎上した。ネット上に残る運営者の発言は、独裁国家を思わせるものだったことが話題になっている。

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反省文提出に「警察に通知」

 「(運営者のメールアドレス)まで反省文を送信してください」「あなたはゴルスタの円滑な運営を妨害しました。『威力業務妨害』として警察に通知する準備を進めています」……。

 こんなツイートを行っていた中高生専用アプリ「ゴルスタ」。ユーザーが規約違反をしていたときだけではなく、運営に批判的な発言をしていただけでアカウントを停止し、ユーザーに反省文を遅らせることもあったようだ。

 一部のユーザーの間では、アカウント停止が解除されるような「反省文の書き方」まで共有されていた。これが、「故意ではなくミスで規約違反をしてしまった場合でも言い訳せずとにかく謝る」「とにかく“運営さん”に感謝の言葉を入れる」などというもので、「まるで独裁国家のよう」と指摘されていた。

 さらに炎上の原因となったのは、8月24日にゴルスタの公式ツイッターアカウントが「元ユーザー」の個人情報と思われる内容をツイートしたため。ユーザー名とともに、居住している都道府県と本名と思われる内容を入れて、「警察に通報します」とつぶやいた。これが個人情報の漏洩だとして瞬く間に拡散。ここから、以前から一部では指摘されていたおかしな運営状況が次々と広く知られることとなった。

 現在、アプリはダウンロードができず、運営会社スプリックスのサイトにはアクセスできない。ツイッターの公式アカウントも消えている。

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