70点の育児入門

2017年2月16日

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子どもの急な熱やケガ。
いつまでも続く夜泣きやおねしょ。
インフルエンザにかかったばかりなのに、今度はノロウイルスが大流行!

子育てはトラブルの連続。
「こうすればいい」「これが効く」情報が溢れすぎていて、何が正しいのかもわからない。
そんな悩みに答えるべく、この連載ではポイントをおさえた「70点のとり方」を専門家の方々に質問していきます。

質問:インフルエンザ予防接種の2回目で子どもが熱を出してしまい、受けられませんでした。4週間以上経ってしまったら1回目からやり直しになるのでしょうか?

石橋涼子(いしばし・りょうこ)
東京大学医学部卒業。大学での研修の後、NICU、総合病院、障害児施設などに勤務。1996年からまつしま産婦人科小児科病院(現・まつしま病院)小児科部長、2005年1月に東京・江戸川区小岩に石橋こどもクリニックを開院。

答え:2回目の接種が4週を過ぎたからと言って極端に効果が落ちるわけではありません。とはいえ2カ月以上もあいた場合は医師と相談して下さい

答える人:石橋涼子先生(石橋こどもクリニック院長)

 インフルエンザの予防接種は、原則として13歳未満は2~4週あけて2回、13歳以上は1回接種とされています。「2~4週」というのは、この間隔で接種するのがいちばん効率よく抗体が上がるからですが、それ以上間隔があいたからといって、すぐに抗体の上がりが悪くなるわけではありません。「4週」というのを厳格に考えすぎる必要はないのです。

 特に、小学生以上の年齢では、1回の接種でも抗体が有効レベルまで上がるケースも多いという研究もありますから、間隔が開いたり、2回目を受け損なったりしても、まったく効果がない、と考える必要はありません。

 一方、年齢の低い子どもほど抗体が上がりにくいので、極端に間隔があいた場合は、乳幼児では1回目から接種しなおしたほうがよい場合もありえます。そのようなときは医師と相談してください。

  
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