「薄味・まずい」が当たり前だった病院食が、おいしくなりつつある。そのトレンドと背景をレポート!
<好評3刷>(2023年1月)
かつては「薄味・まずい」が当たり前だった病院食が、いま多くの病院でおいしい食事に変わりつつある。 長らく医学の中にあった栄養軽視の風潮が改善されてきたからだ。弊習を恐れずに、状況を変えたのはどんな人々なのか。 「日本一おいしい病院食」を生み出した栄養士、栄養でガンを治した医者などキーパーソンに取材を重ね、病院食がおいしくなったその訳と背景をレポートする。
鈴鹿医療科学大学副学長・教授。藤田保健衛生大学にて30年以上にわたり臨床検査教育と研究に携わる傍ら、食品の有効性、安全性に関する幅広い調査研究活動を行ってきた。平成13年に健康食品を含む食に関する正しい情報を発信するため「(一社)日本食品安全協会」を設立し、医療職者を中心とした会員組織の理事長として活躍。編著に『新版 臨床化学 第3版』、著書に『長村教授の正しい添加物講義』など。
サイエンス・ライター。科学雑誌の編集者、慶應義塾大学医学部特別研究助教、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構特任助教などを経て、現在は、国立の某研究所勤務。著書に『真夜中に猫は科学する』。