◎米国と沖縄、本土と沖縄、「二つの和解」の舞台裏に迫る
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戦後80年、今こそ沖縄にスポットライトを当てるべきであろう。
戦争や米国統治を経たあとも、米軍基地という負担に苦悩し続けてきた。
それは県民を分断し、日本全体をも分断してきた重大な問題である。
それにもかかわらず、本土が寄せる関心は十分とは言えない。
変革が進む南西防衛の現場、トランプ政権下で台湾海峡がどうなるか、
中国最前線としての宿命を背負った沖縄。
米国と沖縄、本土と沖縄という「二つの和解」から読み解く沖縄の過去、現在、未来とは――。
2024年に読売新聞で連載し、大好評を博した「時代の証言者 稲嶺恵一回顧録」を大幅加筆し、収録。
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<本書の目次>
第1部
・「時代の証言者」稲嶺恵一回顧録
第2部
・米国との和解
・本土との和解
・琉球処分
・宿命の中国最前線
※内容は予告なく変更となる可能性がございます