ネット炎上のかけらを拾いに

2018年5月10日

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 9連休だった人もそうでなかった人も、GW中いかがお過ごしでしたでしょうか。GW前後の炎上4件をまとめました。

(iStock/francepig)

声優が使った便座を撮影し炎上

 県知事がコメントを出す事態にまで発展してしまったのがこちら。

 徳島県徳島市で開かれたアニメイベントで、出演した女性声優を見かけて男性ファンが同じ飲食店に入店。その後、声優がトイレから出てきたタイミングでトイレに入った。さらに、便座を撮影し、「○○さんがさっき座ったトイレにきたw」「○○さんのお尻を触ってる気分になってる」(○○は声優の名前)とツイートした。男性は自ら入店の経緯などをすべてツイートしていた。

 一連のツイートについて、男性に批判が殺到。男性は当初、「便座に触ったくらいでゴチャゴチャ言うな」などと言い返していたが、その後アカウントを削除した。

 このイベントは市内の公園や商店街なども参加会場に含まれ、県外からの参加者も多い町おこし要素の高いもの。イベントのHPに、運営者らと連名で県知事が「大変残念」「皆様には節度ある行動をお願い致します」などのコメントを載せた。

 男女共用トイレに女性の後に続いて入り便器を撮影する行為は、財務大臣風に言えば「便座撮影罪はない」のかもしれないが、顰蹙を買う行為であることは間違いない。男性本人も、声優に知られればまずいことはわかっていたようで「(声優が)エゴサしているようには見えなかったよ」(※エゴサ=エゴサーチ)ともつぶやいていた。

 アニメや声優のファンからも「こういうマナー違反があると声優と距離の近いイベントはなくなる」といった批判のほか、「アニオタがキモがられる原因になるからやめてほしい」「声優ファンの一部ではどれだけキモいことを言えるかのチキンレースで盛り上がる風潮はどうなのか」(ツイート内容を要約)といった苦言も見られた

 過去にはツイート内容や更新頻度から生理周期の分析や自宅室内の推測をするなど、卑猥な内容のリプライを送られ続け、ツイッターを休止した声優もいる。内輪で盛り上がるファンは楽しいのだろうが、傍目には女性が公開セクハラを受けているようにしか見えない。

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