BBC News

2019年4月1日

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米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は、動画のライブ配信が可能なユーザーを限定する措置を検討すると約束した。

先月15日に発生したニュージーランド・クライストチャーチでのモスク(イスラム教の礼拝所)銃撃事件では、銃撃犯が自分の犯行の様子を撮影し、フェイスブックでライブ配信した。この配信動画は削除されるまでに4000回以上再生されたという。

サンドバーグ氏は、ソーシャルメディア大手のフェイスブックは「さらなる対策を講じなければならない」との声に同意すると述べた。

一方ニュージーランド政府は、ヘイトスピーチ(憎悪表現)に関する「不十分な」法律を見直す方針だ。

アンドリュー・リトル法務相は、現在の法律は「我々がオンライン上で目にする悪意や憎悪に満ちたこと」に立ち向えておらず、政府と人権委員会は、年末までに対策を提案できるよう取り組むと述べた。

先月29日にニュージーランド・クライストチャーチで行なわれた追悼集会には2万人以上が出席し、50人の犠牲者を偲んだ。

銃撃事件の負傷者は50人に達し、そのうち21人は現在も入院しているほか、3人が集中治療を受けている。

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フェイスブックの主張

サンドバーグCOOはニュージーランド・ヘラルドに宛てた書簡で、「我々フェイスブックの全従業員は、犠牲者とその家族、イスラム教徒コミュニティーそしてニュージーランドを支持する」と述べた。

「フェイスブックのようなオンラインプラットフォームが恐ろしい攻撃映像の拡散にどのように利用されたのか、多くの人が当然疑問を抱いている。我々はさらなる措置を講じなければならないとの意見を受け取っている。それに同意する」

サンドバーグ氏は「まず初めに、我々は地域社会における基準違反などの要因をもとに、ライブ配信にアクセスできるユーザーの制限を検討する」と述べた。

フェイスブックは先月19日、犯行動画をライブ配信中に視聴した人は200人未満だったと明らかにした。ユーザーから最初の報告があったのは、配信終了から12分後だった。

同社はツイッターで、最初の24時間のうちに、世界中で問題の動画を約150万本削除したが、そのうちの約120万本はアップロードの最中にブロックされたと発表した。

https://twitter.com/fbnewsroom/status/1107117981358682112

ソーシャルメディアサイトはこの動画の削除に苦戦を強いられた。オルタナ右翼に人気の掲示板「8chan」に動画のコピーが出回ると、そこから150万ものコピーが広まった。

サンドバーグCOOは具体的なポリシーの変更については発表しなかったが、同社がどのようにライブ配信の使用ルールを強化し、プラットフォーム上のヘイトに対処するためのより大きなステップを踏むのかについて概要を述べた。

先月27日には、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がフェイスブックやインスタグラム上での「白人国家主義(white nationalism)や白人分離主義(white separatism)を賞賛・支持」する投稿を禁止すると発表した。

フェイスブックは、当局への対応が不十分だとしてニュージーランド国内で強い批判にさらされている。

ニュージーランド・ヘラルドによると、ニュージーランドのプライバシー委員会のジョン・エドワーズ氏は先週、フェイスブック幹部に対し「あなた方の沈黙は我々の悲しみに対する侮辱行為だ」とのメールを送った。

一方のフェイスブックは、ニュージーランド警察の捜査に協力しているとしている。

(英語記事 Facebook considers live-stream restrictions

提供元:https://www.bbc.com/japanese/47770226

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