世界の記述

2009年3月20日

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 イタリア北部のジェノバ市と電信会社テレコムが、主にお年寄り35人を対象に、腕時計型のGPS(全地球測位システム)携行の試験使用を始めた。迷子になりやすい独居老人や子供の現在位置を確認するのが目的だが、市など自治体が率先して導入を目指すのはイタリアでも初めて。

 少し大きめの腕時計サイズのGPSには、6つのボタンが付いており、その一つが24時間操業のコールセンターにすぐにつながるようになっている。他のボタンは記憶させておいた家族ら身内の電話番号となっている。また、家族らがセンターに問い合わせた場合、使用者がどこにいるのかすぐにわかる。

 実用化すれば、お年寄り、小学生、夜の仕事につく女性たち、土地に不案内なツーリストや外国人を対象に利用者を募る予定だ。月額25~500と料金の見積もりに幅があるが、ジェノバ市はこれを機に「安全な町」を売り物にしたいという。

◆「WEDGE」2009年4月号より

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