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2015年4月21日

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田中 結 (たなか・ゆい)

プレスラボ

1985年東京生まれ。グラビア誌の編集、女性向けニュースサイトの編集などを経て、2012年10月から編集プロダクション・プレスラボで編集/ライターとして活動。下北沢勤務、下北沢在住で、完全深夜型のライフスタイルを送る。

テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。

ある日、出版社からメールが……
SNSからマンガ家デビューした人たち

 ツイッターやフェイスブックなどのSNSは、コミュニケーションツールとして使うのが一般的だが、「作品発表の場」として使っているクリエイターも多い。発表だけでなく、最近ではアマチュアのマンガ家がSNSをきっかけにデビューするケースも増えている。

 SNS出身のマンガ家の例をいくつか紹介したい。なお、デビューの定義はいろいろあるため今回は「自身の本を出版」に絞る。

(画像:istock)

 ピン芸人の田中光(タナカダファミリア)さんがツイッターにアップした「サラリーマン山崎シゲル」(https://twitter.com/hikaru_illust)は、奇想天外な若手サラリーマン・山崎シゲルとその上司が登場する1コママンガ。現在フォロワーは18万人以上。シュールなシチュエーションが人気を呼び、昨年6月にポニーキャニオンが書籍化(http://www.amazon.co.jp/dp/4865290508)した。その後、同マンガが森永製菓とコラボしたり、1コママンガ『ドクター中島の世界征服』(ポニーキャニオン)を出版したり、『週刊 少年サンデー』(小学館)では「レタス2個分のステキ」という連載を持つなど、田中さんはマンガ家として一気に売れっ子になった。5月20日には「サラリーマン山崎シゲル」の書籍第二弾も発売されるという。

 お笑いコンビ・チャーミングの井上二郎さんは、自身のブログ(http://ameblo.jp/charming26ino/)に趣味で描いたエッセイマンガ「芸人生活」を掲載していた。芸歴20周年を迎えたものの、芸人としては全く売れていない状態。そんな様子を面白おかしく描いていた。そんなとき、お笑い評論家のラリー遠田さんがツイッターで「実録芸人マンガ。ええ話や!」と同マンガを紹介したところ、出版社の目に留まり、今年3月に彩図社が書籍化(http://www.amazon.co.jp/dp/4801300634)した。

 お笑い芸人だけではなく、ごく普通の主婦がマンガ家デビューした例も。絵を描くのが好きだという主婦が、ツイッターに「おしゅしだよ」(https://twitter.com/memimimeme)という4コママンガを不定期で掲載。主人公は赤身の寿司で、他のキャラクターも寿司ネタがモチーフだ。フォロワーがじわじわと増えてきたところ、出版社から書籍化(http://www.amazon.co.jp/dp/4047296368)の声が掛かったという。

 このように、元々マンガ家ではなかった人たちがSNSをきっかけに続々とマンガ家デビューしている。とても夢のある話だ。しかし、SNS出身のマンガ家ならではの苦労もあるようだ。

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