学校や地域にでてくるきっかけを作る
秋津は、都心までJR京葉線の最寄駅である新習志野から40~50分くらいに位置します。東京までの途中には東京ディズニーランドがある舞浜駅があります。
千葉県のゆるキャラ・チーバくんと子どもたち。秋津の谷津干潟まつりで
私のようなお父さんたちは、おおかた東京で働いています。
「千葉都民」といういい方がありますが、働く場所は東京都、寝る場所は千葉県という意味。
私は1986年から7年間、PTAの役員をやりました。
役員を引き受ける条件として、PTA活動は土曜日に行うようにと提案して受け入れられたからです。
1982年に自分の会社を興していたので、週休2日制を導入しました。
PTA活動がない土曜日は、最初のころは土日に連続して寝続けられると喜びましたが、2日間も寝るだけというのは若い身にはけっこうつらいです。
外に出よう、なにかしようと思ったところに、子どもがまだ小さかったので「お父さん遊ぼうよ」といってくれたことがさいわいでした。
ワイフも私の会社で働いていたのでいわゆる共働きです。
子ども3人とも秋津保育所に、そして小学校にあがったら放課後は学童保育にお世話になりました。
そうしたことから子ども会づくりやその後の運営に関わったり、夏休みのキャンプや力仕事のいる運動会などでは積極的に地域や学校に関わっていきました。
そんな体験から、「きっと、ほかのお父さんたちもきっかけさえあれば学校や地域にでてくるんだろうなぁ」と思っていました。