BBC News

2016年2月1日

»著者プロフィール

ミャンマーで1日、昨年11月の総選挙の結果を受けた新議会が召集される。

11月の総選挙では、民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が改選議席の8割を獲得している。

ただし、議席の4分の1は軍に割り当てられており、閣僚の主要ポストも軍が占めると憲法によって定められている。

新議会の初仕事は、半世紀以上ぶりの民主政権を発足させることだ。

テイン・セイン現大統領は3月に退任する予定。憲法では、外国籍の家族がいる人物が大統領になることを禁じており、息子たちが英国籍のスー・チー氏には就任の道が閉ざされている。スー・チーは以前、自分が新大統領に指示する立場になると述べていた。

4月にNLDの政権が正式に発足するまで、民政移管の過程にある。ミャンマーでは、民主的に選ばれた政権が1962年のクーデターで倒されて以来、軍政が敷かれていた。

1日の議会では、まず議長を選出した後、議長が上下院それぞれの議長を選ぶ。

スー・チー氏は先週、NLDが下院議長にウィン・ミン氏を選び、上院議長にはウィン・カイン・タン氏を指名することを確認している。

<ビデオ>先月29日には前議会が閉会し、パーティーが開かれた

現地から――ジョナ・フィッシャー記者(ミャンマー首都ネピドーで)

過去20年間ほぼずっと、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟は敵として扱われてきた。活動は抑圧され、指導者たちは投獄された。

そのメンバーたちが今、議員として登院してきている。議席の4分1は軍が指名するものの、NLDは過半数を占める。

新大統領に誰が選ばれるかについては、秘密が固く守られている。

スー・チー氏がその座に就くためには、信じられないような合意が急きょまとまり、憲法が改正されることが必要。可能性が高いのは、スー・チー氏に最も近い人物が就任することだ。同氏のかかりつけ医師でもある、ティン・ミョー・ウィン氏になるかもしれない。

(英語記事 Myanmar to begin new parliament session ending military-only rule)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35457129

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る