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2016年7月6日

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英国の欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票の結果、辞意表明したキャメロン英首相の後任を選ぶ保守党党首選で5日、第1回予備投票が行われ、テリーザ・メイ内相が圧勝した。無記名投票には保守党下院議員330人のうち329人が参加した。

「党内をまとめられるのは自分だけ」と自認するメイ内相は、165票(50%)を獲得。2位は66票(20%)のアンドレア・レッドソム・エネルギー担当閣外相。EU離脱運動の立役者のひとりだったマイケル・ゴーブ司法相は48票(15%)だった。

リアム・フォックス元国防相は5位と最下位で自動的に脱落。4位のスティーブン・クラブ雇用・年金相も撤退を発表した。2人ともその後、メイ氏支持を表明している。

7日に下院議員による第2回予備投票で候補を2人に絞り込んだ後、郵便による党員全員の投票で9月9日に次期党首、つまり次期首相を決める。

5日の結果を受けて、ゴーブ氏は支持に感謝し、撤退しないと言明。次期党首と首相になるのは、ブレグジット(英国のEU離脱)を支持した人であるべきだと主張した。2位のレッドソム氏も、離脱派の中心的人物のひとりで、国民投票前のテレビ討論会にボリス・ジョンソン前ロンドン市長と共に離脱派代表として参加していた。

メイ内相はキャメロン首相と同様、EU残留を支持していたが、首相になれば離脱手続きを履行すると述べている。1位となった結果は「嬉しい」と述べ、同僚議員の支持に感謝した。

内相はさらに、党と国を団結させる「大変な仕事」が待ち受けており、「EU離脱にあたって最善の合意内容を交渉し」、「英国が誰にとってもうまく機能する」ようにしなくてはならないと述べた。

加えて内相は、「首相としてこの3つのことを実行できる候補は私だけだ。保守党全体の支持を獲得できるのも私だけだと、今日の結果で明らかになった」と強調した。

メイ内相はさらに5日、過去4年度分の納税記録を公表した。クーツ銀行が発表した資料によると、2014年度には所得税4万23ポンド(約560万円)を納税。下院議員および内相としての報酬で11万2426ポンド(約1570万円)、利子・配当で6036ポンド(約85万円)の収入を得ていた。

(英語記事 Tory leadership: Theresa May tops first vote but Fox and Crabb out)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36721455

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