ネット炎上のかけらを拾いに

2016年9月7日

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 高畑裕太容疑者の事件における、おじさんたちの失言。「男はみんな強姦するもの」とでも言いたげなこういった失言には、男性こそ怒るべきではないのか。

性犯罪を茶化すおじさんたち

 8月後半に世間をにぎわせた、高畑裕太容疑者の強姦致傷事件。母である女優の会見も賛否を呼んだが、この件で見事な「セクハラ脳」を披露したのが梅沢富美男氏だ。8月25日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)の中で、共演した女性タレントに向かって「お前が一番悪いのかなと思ったよ」、さらに「高畑にヤラせてもよかったんじゃないの」と発言した。

 これはもともと、高畑容疑者がこの女性タレントに好意を持っていたとテレビで明かしていたことを受けての発言。女性タレントは、テレビでの「公開告白」を「友達としてもない」などと「お断り」していた。

 事件とは関係のない女性タレントに「ヤラせなかったお前が一番悪い」と言い募るこの発言。冗談だとしてもたちが悪く、ネット上では「最低なコメント」「仲がいいからできた発言とはいえ降板すべき」「やっぱり、この年代の人たちにはついていけないところがあるわ……。梅沢富美男やばすぎ」など、批判が相次いでいる。

 また、俳優の津川雅彦氏も、27日に行われた映画の初日舞台あいさつで、「この作品は男のセックスに対する欲望を…今はやりですけど」「衝動が抑えられなくなる。今問題になっている22歳の…」と、事件を茶化すような発言をしたことが「高畑裕太容疑者をネタに 暴走トーク」と報じられている。一緒に登壇した笑福亭鶴瓶氏から「いらんこと言うな!」と制止されたから良かったようなものの、被害者がいる事件だとわかっていないかのような暴走ぶりだ。

 そして、ツイッター上のコメントが顰蹙を買ったのが作家の中場利一氏。25日に「なんやかんや言うてもまだ22歳やないかい。相手は40のオバハンや。考えてみいな、若い男の部屋に歯ブラシ一本持って行くやなんて、全身に蜂蜜ぬって熊の檻のドアを開けるようなもんやんけ。示談にしたれよ。その女、なんぼのもんやねん!てマーちゃん台風も呆れてるわ。もう堪忍したってくれよ。」とつぶやいた。

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