BBC News

2016年9月19日

リオデジャネイロ・パラリンピック大会の閉会式が18日夜、満員のマラカナン競技場で行われ、大会が終了した。

歌手やダンサー、花火などが華やかに彩るスタジアムでは、17日の自転車男子個人ロードレースで転倒して死亡した、イランのバハマン・ゴルバルネジャド選手の追悼も行われた。

左脚が義足のゴルバルネジャド選手は足に運動機能障害がある選手対象のレースに出場したものの、転倒して頭部を強く打ち死亡した。国際パラリンピック委員会(IPC)によると、パラリンピックでの選手の死亡事故は初めて。オリンピックで競技中の選手が死亡するのは、1960年ローマ大会でデンマークの自転車選手が死亡して以来。

IPCのサー・フィリップ・クレイベン会長は、パラリンピック運動にかかわる全員が「悲しみで連帯している」と述べた。

閉会の挨拶冒頭でクレイベン会長は、「今日の式は、12日間にわたるスポーツの日々を祝うためのものですが、17日の非常に悲しい出来事の後だけに、とても沈痛な集まりでもあります」、「バハマン・ゴルバルネジャドの死に私たち全員が衝撃を受け、パラリンピック運動全体が悲しみで連帯しています」と述べた。

選手村では追悼のために旗は半旗になり、18日午後に男子シッティング・バレーでイランが優勝した際にも、半旗が掲揚された。

IPCは転倒事故の詳細について調査に着手したという。

一方でリオ大会の成功について会長は、「きわめてブラジルらしい」大会で「見事だった」と称えた。

カルロス・ヌズマン五輪組織委員長と壇上に並んだクレイベン会長は、「任務完了です!」と宣言。場内から大きな歓声が上がった。

「私たちが大好きなブラジルは、実力のほどを世界に示しました。この祝典は、ひとつの夢から始まりました。20年かかりました。不可能だと大勢が思いました。しかしリオとブラジルはそうではなかった。不可能が実現しました。ブラジルの人たちは決して諦めない」と会長は称賛した。

パラリンピックの旗は、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長からクレイブン会長へ、さらに4年後の大会を主催する東京の小池百合子都知事へと引き継がれた。

(英語記事 Rio Paralympics 2016: Closing ceremony tribute for Bahman Golbarnezhad

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37404484

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