BBC News

2016年10月6日

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デイブ・リー、北米テクノロジー担当記者

米ケンタッキー州の空港を離陸しようとしていた航空機内で5日、安全対策済みのサムスン製スマートフォン「ギャラクシー・ノート7」から発煙し、乗客が避難する事態となった。「ノート7」は9月にリコール(回収・無償修理)の対象となったが、サムスンは問題を特定し修正したと発表していた。サムスンは今回の件について調査していると話している。

サウスウェスト航空の広報担当はBBCに対して、ケンタッキー州ルイビルからメリーランド州ボルティモアへ向かう予定の機内で離陸直前に、「電子機器から煙が出ていると乗客が連絡があった。乗客乗員は全員、主要扉から安全に飛行機から降りた」と説明した。

サムスンは文書で、「当局やサウスウェスト航空と協力し、原因確認のためこの端末を回収しようとしている。端末を点検した後、さらに情報を共有できるようになるはずだ」と発表した。

問題の端末の所有者、ブライアン・グリーンさんはテクノロジーニュースサイト「The Verge」の取材に答えて、9月21日に購入したものだと説明。梱包箱には、旧式ではない改修済みの交換機だと示す黒い四角がついていたという。

サムスンはこれまで、利用者や安全対策当局に交換機の安全性を強調していたが、先月末になってあらためて、安全対策済みの端末も異常に熱くなるなど問題が生じているという報告を確認していると明らかにした。

「充電レベルなどについていくつか報告があったが、安全面では問題ないと安心してもらいたい」と同社は表明していた。

しかしグリーンさんによると、自分の「ノート7」がポケットで過熱し始めた時、電源を落としていたし、充電はしていなかったという。熱くなった端末を床に投げおろすと、「緑がかった灰色の濃い煙を出し始めた」とグリーンさんは「The Verge」に話している。

米連邦航空局(FAA)はこれに先立ち、「ノート7」は飛行機内で電源を落とし、充電しないよう警告を発している。また、預け入れ荷物にも入れないよう呼びかけている。

今回の件を受けて、ガイドラインを更新するかどうか、FAAは明らかにしていない。

(英語記事 'Fixed Samsung Galaxy Note 7' causes fire on plane

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37570793

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