BBC News

2016年10月11日

世界保健機関(WHO)は10日、ジカウイルス感染がアジア全域で拡大する可能性が非常に高いと警告した。

シンガポールではジカウイルス感染例が数百件に上っており、タイでは、新生児2人がジカ関連の小頭症を発症したと確認されている。

蚊を主な媒介とするジカウイルスは世界70カ国で感染が報告されており、そのうち19カ国はアジア太平洋地域にある。

WHOのマーガレット・チャン事務局長は、専門家らは対応を依然として検討中だと述べた。

WHO西太平洋地域の年次会合に出席したチャン事務局長は、「残念なことに、非常に重要な疑問に対する答えを科学者たちはまだ見つけていない」と述べた。

ジカウイルスに感染することで引き起こされるジカ熱の症状は軽いものの、赤ちゃんの小頭症など出生異常との関連が確認されており、妊婦にとっての危険は高い。

ジカウイルスは何十年も前からアジアで確認されていたが、直近の大量感染はブラジルが起点となった。

(英語記事 Zika virus likely to spread across Asia, says WHO

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37615722

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