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2016年11月7日

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米南部サウスカロライナ州で今月、女性を「犬のように鎖でつないでいた」として身柄を拘束された不動産業者タッド・コーレップ容疑者(45)が、2003年にバイク店で4人が銃殺された事件の犯行を自供したことが明らかになった。

5日の事情聴取でコーレップ容疑者が自供したという。同容疑者はこれまでに合計7件の殺人を認めている。性犯罪者として登録されていた同容疑者に対しては、誘拐容疑もかけられている。

スパータンバーグ郡のチャック・ライト保安官は、2003年の4人殺害について、「真相はなんだったのか、もう疑う余地はない」と述べた。

当局によると、コーレップ容疑者は捜査官に対し、バイク店で店主とサービス・マネージャー、機械工、簿記係を殺害したと自供し、「犯人しか知り得ないような」詳細を語ったという。

コーレップ容疑者はこのほかにも、別件で殺害した2人の遺体を自分の所有地のどこに埋めたか自供しているため、容疑は今後も増えると当局はみている。

6日には、容疑者が遺体を埋めたとする場所のひとつで、新たに遺体の一部が見つかっている。ライト保安官は、遺体の身元や死因は「全く分かっていない」と語った。

一連の捜査は、性犯罪捜査官からの情報提供を受けて警察がコーレップ容疑者の所有地を訪れた際に、金属製のコンテナ内に閉じ込められた女性を発見したことがきっかけになった。

女性と女性の恋人は今年8月下旬に行方不明になっていた。恋人の遺体は容疑者の所有地内で見つかっている。コーレップ容疑者は州都コロンビアから約130キロ北西のウッドラフに、95エーカーの土地を所有している。

コーレップ容疑者は女性を、住宅の清掃人として雇っていた。女性は警察に対し、コーレップ容疑者がボーイフレンドを目の前で射殺したと語った。

2003年のバイク店殺人事件の被害者遺族は、スパータンバーグで裁判所の審問に姿を現したコーレップ容疑者に初めて対面した。

ジミー・ヘンソン判事に述べたいことがあるか質問を受けたコーレップ容疑者は「現時点ではありません」と答えた。

ヘンソン判事は、遺族たちによる礼儀正しい冷静な対応を感謝し、「理解を超える大きな痛みがあると思う」といたわった。

(英語記事 Todd Kohlhepp charged with multiple murders in South Carolina

提供元:http://www.bbc.com/japanese/37893097

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