定年バックパッカー海外放浪記

2017年1月15日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

2015.11.27-12.26(30日間) 総費用12万円〈航空券含む〉

西地中海からミャンマーへ転進

 11月28日 台北を早朝に出発した中華航空機は午前10時頃ヤンゴン空港に到着。思えば9月末から年末まで西地中海の島巡り(Islands Hopping)を計画していたがシチリアでテントごと荷物一切合切を瞬時のうちに盗まれ断腸の思いで島巡りを中断して10月末急遽帰国したのであった。

仏塔がランドマーク、ヤンゴン市内を眺望

 シチリアでの悪夢の傷心を癒すためには人々が温和で人情に厚く“まったり”とした国で年末まで過ごそうと考えた。気候や季節や一か月余りという旅程も考慮した結果、≪ビルマの竪琴≫のミャンマーが思い浮かんだのであった。

小乗仏教を理解しないとミャンマーは分からない

インレー湖畔の寺院

 昼前にヤンゴンのゲストハウスにチェックイン。それから商社勤務時代の先輩であるY氏とランチ。Y氏は商社では4年先輩であり入社以来一貫して機械・プラント畑で活躍したアジアの専門家である。ラオス、バングラ、タイ、フィリピン、ミャンマーなどに駐在経験を持つ。

シュウェダゴン仏塔に参拝。短パン禁止のためミャンマー式男性用腰巻を日本円500円相当を入り口で購入。

 Y氏とヤンゴン市内の日本人駐在員の溜まり場となっている中華料理屋でミャンマービール(ミャンマーのナショナルブランド)を飲みながら旧交を温めた。Y氏によるとミャンマーは仏教が社会生活の根本にあり小乗仏教思想を理解しないとミャンマー社会は分からないという。即ちミャンマーの社会生活を律しているのは仏教至上主義であるとのご託宣である。

 Y氏によると日本人には神仏にお願いすれば家内安全、厄災消除、幸福招来がもたらされ来世の安寧も約束されるという他力本願信仰が生来身に沁みついている。

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