生成AI社会

加速する創造性と置き去られた倫理(仮)

河島 茂生:著
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生成AI社会
生成AI社会
加速する創造性と置き去られた倫理(仮)
河島 茂生:著

AIのブラックボックス化、差別の助長、著作物の無断利用、偽情報の拡散…etc あらゆる分野で新たなリスクが顕在化する生成AI社会の新論点!

定価:2,200円(税込み)
四六判並製 約288ページ
発売日:2024年10月19日
ISBN:978-4-86310-287-3
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◎革新的・創造的・実用的、生成AI社会に潜む倫理的課題に迫る!

 ・学習型のチャットボットが差別的発言を繰り返す
 ・採用人事で男性に優位な判定を下す
 ・クリエイターの著作物を無断で学習データとして読み込む
 ・暴力行為やヘイトスピーチなどの有害コンテンツ排除に伴う精神的負荷
 ・膨大な電力・水の消費量による環境への負荷 など

AIのブラックボックス化、差別の助長、著作物の無断利用、偽情報の拡散…etc
倫理や法体系、セキュリティなど、あらゆる分野で新たなリスクが顕在化する生成AI社会の新論点!
人間の「創造性」とは何か?「創造性」が加速する時代にどう向き合っていくべきなのか?

―――――――――――
 私たちの社会は、すでにAI社会です。自分自身の創造性を深く考えると同時に、創造性を発揮してAI社会をよりよいものにしていく必要があります。いわば、私たちに求められているのは創造的な社会がこれまで以上に残酷にならないようにするための倫理的創造性なのです。(「序章」より)
―――――――――――

 

<本書の目次>

序 章 高度化するテクノロジー
第1章 創造性とは何か
第2章 人間と機械の違いは何か
第3章 人・テクノロジー・社会の共変化
第4章 AI倫理の構築
第5章 生成AIの有害性

※内容は予告なく変更となる可能性がございます

著者プロフィール
河島 茂生 (かわしま しげお)

兵庫県加古川市生まれ。専門分野は,メディア研究・情報倫理。 青山学院大学准教授。理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員、青山学院大学革新技術と社会共創研究所所長などを務める。慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)。主な著書として、『未来技術の倫理』(勁草書房、2020)、『AI時代の「自律性」』(編著、勁草書房、2019)、『AI倫理』(共著、中央公論新社、 2019)、『AI × クリエイティビティ』(共著、高陵社書店、2019)、『情報倫理の挑戦』(共編著、学文社、2015)、『基礎情報学のヴァイアビリティ』(共編著、東京大学出版会、2014)、『デジタルの際』(編著、聖学院大学出版会、2014)などがある。

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