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2018年10月17日

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ヘレン・ブリッグス、BBCニュース

イヌは、我々の祖先が農業を始めようとした人類史の重要な瞬間に立ち会っていた。

科学者らは、人類初の農家が中東地域から移動した時、ヒツジやヤギといった家畜とともにイヌも一緒に連れて行ったと説明する。

DNA研究によって、オオカミが今日のさまざまな形や大きさのイヌになっていった過程が判明した。

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農業は、中東の「肥沃な三日月地帯」と呼ばれる地域で始まった。ここには現在のイラク、シリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル、エジプトが含まれる。

それまで狩猟と採集で生きていた人類はこの地に定住し、麦や豆といった穀物を栽培し始めた。

同時に、ヒツジやウシ、ブタといった動物を家畜化した。そして9000年前ごろに欧州やアジアに移住した際、その農業知識と共に家畜も連れて行った。

学術誌「バイオロジー・レターズ」に掲載された最新の研究では、イヌが人と共に旅をしていたことが明らかになった。

研究者は、欧州からアジアにまたがる考古学地域でイヌ科の骨などからDNAを採取し、証拠を集めた。

仏レンヌ大学のモルガン・オリビエ博士は、「我々の研究で、イヌと人の物語が絡み合っていることが分かった。人類が欧州へと移住した時に、イヌもついていった」と説明した。

「この論文は、イヌと人が当時すでに深いつながりを持っていたことを示している」


オオカミからイヌへの旅路

  • オオカミが飼い慣らされイヌとなるまでの歴史は複雑なものだ
  • イヌは2~4万年前、オオカミが狩猟採集を行っていた人類に飼い慣らされたことで生まれた
  • 人類はこの時、遠く離れた地域に生息していた2つの集団のオオカミを家畜化していったと考えられている
  • 長い家畜化のプロセスでオオカミの遺伝子や習性が変化し、今日のイヌに進化した

中東から欧州にたどり着いたイヌは、すでに欧州にいた別のイヌと配合され、遺伝子プールが変化した。

何百年にもわたる交配と繁殖によって、イヌの遺伝子はさらに混ざっていった。現代に生きるさまざまな形や大きさのイヌは、農家と共に旅に出た初期の牧羊犬とは大きく異なっている。

(英語記事 New insight into history of dogs and humans

提供元:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-45885668

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