BBC News

2019年8月28日

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米会員制小売大手コストコが27日、中国に初の実店舗をオープンさせたところ客が殺到。「あまりの混雑」で、閉店時間を早める事態に陥った。

上海で開店した1号店にはこの日、買い物客で長蛇の列ができた。店舗周辺の道路では激しい渋滞が発生した。

中国の巨大市場をめぐっては、他の外国小売業者も進出を狙っているが、地元企業との競争に苦労している。

アメリカと中国はこのところ、貿易をめぐって関係が悪化している。コストコはそうした状況でオープニングを迎えた。

ローストチキン争奪戦も

この日の店内は大混雑に見舞われた。中国の国営新華社通信によると、レジには長い列ができ、会計までの待ち時間が2時間にもなった。駐車場でも3時間待ちの車両の列ができたという。

ローストチキンを手に入れようと、周囲の人を押しのけるようにして手を伸ばす人々の姿も見られた。

AFP通信によると、こうした状況を受けてコストコは、「売り場が大混雑しているのと、より快適な買い物を経験してもらうため、当社は8月27日の午後は一時的に閉店します。来店しないでください」とのメッセージを、同社の公式アプリで発信した。

巨大市場狙う外国小売

コストコは2014年、中国ネット大手アリババとパートナー関係を結び、オンライン限定で中国に進出していた。

コストコの中国における実店舗は、この上海店が初となる。

一方、米アマゾンは今年に入り、中国での事業を縮小すると発表。フランス小売大手カルフールは損失が続いており、中国事業の80%を地元小売業者Suning.comに売却することで合意している。

イギリスのスーパー最大手テスコは、中国市場への進出に苦労している。

(英語記事 Crowds force early closure of China's first Costco

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49493713

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