BBC News

2016年2月2日

米グーグルの親会社アルファベットが1日に発表した好決算を受けて同社株が買われ、時価総額でアップルを抜き世界最大となった。

アルファベットの10‐12月期決算では、純利益は49億ドル(約5900億円)で、前年同期の47億ドルを上回った。

決算発表を受けて、同社の株価は時間外取引で9%上昇した。同社の時価総額は5680億ドルとなり、アップルの5350億ドルを抜いた。

アルファベットは今回の決算で初めて、中核となるグーグル事業(グーグルとユーチューブ)を、「そのほかの賭け(Other Bets)」と同社が呼ぶ自動運転車や気球によるネット接続計画などを含む新規事業と分けて、業績を発表した。

2015年全体では、アルファベットの純利益は163億ドルで、「Other Bets」部門は36億ドルの赤字だった。グーグルの営業利益は234億ドルでオンライン広告が好調だった。

米国みずほ証券のニール・ドシ氏は、「グーグルは携帯端末(広告)の取り組みで実績を挙げているようだ」と述べ、「2,3年前には携帯端末の台頭はグーグルにとって向かい風だった。デスクトップ事業にマイナスになると懸念されていたが、携帯端末での検索が主流になるにつれ、携帯向け広告がデスクトップ向けと同じくらいの規模になってきている」と指摘した。

アルファベットが時価総額トップの座に就くことは、テクノロジー業界の盟主交代を象徴するという見方もある。

2010年にアップルが時価総額1位になった際には、マイクロソフトがその座を譲った。マイクロソフトがその20年前にトップに上り詰めた時はIBMから1位を奪っていた。

(英語記事 Alphabet - owner of Google - takes top spot from Apple)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35468526

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