BBC News

2016年2月12日

男性国会議員として初めて育児休業を宣言して国民的な議論を呼んだ自民党の宮崎謙介衆院議員が12日、妻の妊娠中の不倫関係が明らかになったことを理由に辞職する意向を示した。議員は記者会見し、「私の不適切な行為により、多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と謝罪した。

宮崎議員は昨年末、日本の男性国会議員として初めて育児休業すると表明し、話題になった。議員に育休は認められるべきかをめぐり、国内で幅広く議論された

その宮崎議員について5日発売の週刊誌「週刊文春」は、女性タレントが議員の京都の自宅を出る様子と、議員がこの女性と一緒にいる様子の写真を掲載。水着や着物のモデルだという女性と議員が一緒にいたのは、妻の金子恵美衆院議員が2月5日に出産する数日前のものだと、同誌は報じた。

宮崎議員は12日の記者会見で、不倫関係にあったことを認め、辞意を表明。

1月4日の仕事始めに宮崎議員など複数の議員が和服で登院した際、着付けを手伝ったのがこの女性だったという。会見で議員は、「お会いしたのは3回だと思います」、「京都で会ったのが最後です」と説明した。

「妻には一部始終を説明しました。その上で謝罪をしました。産後直後にもかかわらず、妻に対しては大変酷なことをしたと、深く深く反省いたしております」と報道陣に述べた後、議員は頭を下げた。

ソーシャルメディアには議員への厳しい批判がただちに並び、さらには育休に関する議論も再燃した。

育休宣言の後に宮崎議員はBBCに対して、「議員としての自分が育休を取得すれば、一石を投じることができる」と期待していると話していた。

確かに一石を投じる効果はあった。批判の中には、有権者に選挙で選ばれた国会議員として、有権者の代表としての役目を続ける義務があるという意見もあった。

(英語記事 Japan 'paternity leave' lawmaker quits amid affair scandal)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/35557149

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