BBC News

2016年5月10日

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米大統領選で共和党候補となる見通しの実業家ドナルド・トランプ氏は、全てのイスラム教徒の米国入国を一時禁止すると主張していることについて、新しくロンドン市長となったサディク・カーン氏は「例外」にすると述べた。イスラム教徒のカーン新市長は、トランプ氏が米大統領になったら自分は米国訪問ができないと懸念を示していた。

カーン市長は米誌タイムに対して、「アメリカを訪れてアメリカ各地の市長たちと交流したい」、「ドナルド・トランプが大統領になったら、私の信仰のために訪問が禁止されてしまう」と述べ、さらに「ドナルド・トランプのような政治手法」はアメリカで実を結ばないと「確信している」と付け加えた。

これについてトランプ氏は、「例外は常にある」と述べ、カーン氏のロンドン市長就任は「嬉しい」と発言。「もし(市長として)ちゃんとやるなら、それは素晴らしいことだ」と述べた。

トランプ氏は昨年11月のパリ連続襲撃を機に、米国の安全保障のためすべてのイスラム教徒の米国入国を一時的に禁止すべきだと表明した。この主張は国内外で批判されているが、トランプ氏は実施するつもりだと堅持している。

労働党所属のカーン新市長は、パキスタン移民の両親のもとに生まれた。イスラム教徒がロンドン市長になるのは初めて。5日のロンドン市長選で、保守党のザック・ゴールドスミス候補に約31万6000票差で勝った。

(英語記事 Donald Trump would make 'exception' for Sadiq Khan)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36253730

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