BBC News

2017年2月14日

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米誌プレボーイは13日、ヌード写真を復活させると発表した。昨年3月からヌード写真の掲載を取りやめていたが、新しい編集責任者のクーパー・ヘフナー氏は、その判断は「まったく間違っていた」と認めた。

新任チーフ・クリエイティブ・オフィサーのヘフナー氏(25)は、「自分たちのアイデンティティーを取り戻し、自分たちらしさを復活させる」とツイートした。同誌の公式アカウントも、3・4月号の表紙写真に「#NakedIsNormal (裸は普通のこと)」とハッシュタグをつけてツイートした。クーパー氏は創刊者ヒュー・ヘフナー氏の息子。

「(プレイボーイが)描くヌードは古臭かったと、僕自身がまっさきに認める。ヌードそのものが問題だったことはない。ヌードは問題じゃないからだ」とヘフナー氏はツイートした。

ただし「男性のための娯楽」という副題は、表紙から外す。「プレイボーイは今後も常に、男性の関心事を中心に据えたライフスタイル・ブランドであり続ける。しかし性別ごとの役割が社会の中で進化し続けると共に、我々も進化する」とヘフナー氏は書いた。

1953年創刊のプレイボーイは2015年秋イメージチェンジを図ると決定。米国版の当時の責任者たちは、インターネットの影響でヌードはもはや時代遅れで、ポルノ雑誌はもはや商業的に成立しなくなったと表明した。

同誌は2016年3月号からヌード写真の掲載を止めていたが、部数の低迷は止まらず、1970年代のピーク時には560万部だったものが昨年は70万部以下に落ち込んだ。

ミシシッピ大学のサミール・フスニ教授(ジャーナリズム学)は、プレイボーイによるヌード写真禁止は新しい読者獲得につながるより、従来の読者を遠ざけてしまったのだろうと指摘する。

「プレイボーイにヌードがないというのは、ある意味で矛盾している」

ヌード画像が珍しくなくなった今のデジタル時代において、若い読者をひきつける方法をプレイボーイは見つけなくてはならないと、フスニ教授は付け足した。

来月号の同誌は、ヌード写真のほか、「プレイボーイの哲学」や「パーティー・ジョーク」といったかつての定番コーナーを復活させる。

また米女優スカーレット・バーンさんが米国で始まった「乳首解放」運動について、随筆を寄稿している。

同誌によるとバーンさんは、公共の場で授乳する法的権利の獲得を目指す「乳首解放」運動や、女性が胸をはだけることについて書き、「女性が自分にとっての性のあり方を主張する重要性や、女性と男性の間にまだ残る二重基準」について論を展開しているという。

部数は低迷しているものの、蝶ネクタイをしたウサギのロゴは、世界で最も有名なイメージのひとつ。同社は収益の大半を、身だしなみ製品や飲料、宝飾品などのブランド販売で得ている。

(英語記事 Playboy brings back nudity, claiming #NakedIsNormal

提供元:http://www.bbc.com/japanese/38965269

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